プラモデルを作るときのゴミをリサイクル…世界初の試みに、画期的と反響が広がっている。

榎並大二郎アナウンサー:
目の前には人気アニメ・機動戦士ガンダムのプラモデル、ガンプラをご用意しました

加藤綾子キャスター:
立派なプラモデルですね!大きいし、細かく精密にねぇ

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去年40周年を迎えたこのガンプラ、これまでに7億個以上も売れている大ヒット商品。今、新たに地球の危機を救おうとしているという。

それがGUNDAMリサイクルプロジェクトというもの。ガンプラを作るときに出る廃プラスチックをリサイクルしようという内容。

榎並大二郎アナウンサー:
その大きさのガンプラを完成させるにはどれくらいの量のパーツが必要かと言いますと、こんな大きな箱にぎっしり入っている細かいパーツが必要なんですね

榎並大二郎アナウンサー:
このパーツを一つ一つ取り外してプラモデルを作るんですけれども、取り外したあとは枠の部分だけが結構残ってますよね

この残った枠の部分のプラスチックを回収し、原料の状態に戻し、強度もそのままに新しいプラモデルに生まれ変わらせるという世界初の取り組み。

榎並大二郎アナウンサー:
この大きさのプラモデルですと、上級者向けでパーツも確かに多いんですけれども、残った枠の部分がこちら。本体のおよそ3分の1を占めるということで、これだけの枠の部分が溜まってしまうことになるんです

回収方法は、バンダイナムコグループのゲームセンターなどに設置された専用ボックスで。
全国でおよそ190カ所に設置されるということで、今年度は10トンの廃プラスチック回収を目標にしているという。

(「イット!」 8月27日放送分より)