――損傷がないように見えても起こしてはダメ?

目視では判別できない破損が生じている可能性もあります。また、お客様自身で動かすことで、配管等に新たな破損が生じる場合もあります。ご自分では動かさず、据付業者やメーカーまでご相談ください。

(画像はイメージ)
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――室外機が倒れている状態では、エアコンは使えない?

室外機が倒れている状態でのエアコンの使用はお控えください。一見、正常な運転がされているように見えても故障が発生している場合があります。また、倒れたままお使いいただくと、それが新たな故障の原因にもなります。


ダイキンによると、一見、ひび割れや配管の断裂などが無いから大丈夫!と思っても、実は内部に傷があったりと、思わぬところに危険が潜んでいるというのだ。

公式サイトでも、飛んできた木の枝や葉などが室外機に入り込んで詰まってしまっている場合は「可能な範囲で取り除くように」としているが、室外機が転倒・移動してしまっている場合は手をくわえないように呼びかけている。

さらに、室外機が浸水してしまった場合はエアコンの使用を中止してほしい、という注意も。

電気回路の部品に水が入ってしまった場合、一度乾いても漏電や発火などが起きる可能性があり、また、泥などの不純物がモーターの不具合の原因になることもあるため、電源プラグを抜く、またはエアコンのブレーカーを切って点検依頼をしてほしい、とのことだ。