高知・奈半利町の男性が清流、奈半利川で天然のアユを手づかみする驚異の技を披露！
その様子をYouTubeに公開し、話題を呼んでいる。
“用心深い”アユを手づかみで
天然のアユを手づかみした瞬間をカメラが捕らえた。
すばしっこい動きと、用心深い性格から釣りファンを悩ませる、あのアユを手づかみするのだから驚きだ。
この驚くべき技を披露したのは、奈半利町に住む大井章稔さん(40)。
大井さんは、見るからに野性的な雰囲気だが、なんと昼間は保育士さんだ。園児にほほ笑む表情が、なんともチャーミング。
水が澄んでいて、調子が良ければ、2分に1匹は捕まえるという大井さんは北川村出身。子どものころから奈半利川で遊びながら、この特技を身に着けたという。
アユ手づかみ名人の大井さんは、社会人になってから、休日はこのきれいな川でウナギをとっている。ウナギの餌にはアユが最適で、子どものころの要領でチャレンジしたところ、うまくいったという。
記者：
アユはすばしっこくて、用心深くてというイメージがありますが…
大井章稔さん：
アユが、その川のどの辺にいるのかを大体把握しておく。魚はバックできない、前にしか進めない習性があるので、アユの前から手のひらをかぶせて、岩と手で挟み込む
「子どもたちも楽しさ味わって」
動画配信のきっかけは、「本当にアユを手づかみできるの？」という友人からの問いかけだった。
大井さんは、ほのぼのとした語り口でナレーションも担当する。
2020年6月から知人と共同作業で配信をスタートし、地元でちょっとした有名人になっている。
大井章稔さん：
自分がアユを手づかみするのを知っている人もいたんですけど、それが本当かどうか疑われてたところもあるので、記事やニュースになったことで、本当にすごいねっていうことを割と声をかけてもらえるようになった
大井さんが現在 保育園で担当しているのは1歳児で、まだ一緒に川遊びはできないが、いつか子どもたちにも“手づかみ”の楽しさを味わってほしいという。
大井章稔さん：
自分が育ってきた奈半利川。遊ばせてもらった奈半利川のきれいな魚とか、ウナギ、アユ、エビとか、また田んぼとかユズとか、田舎での暮らしも配信できたら良いと思う
大井さんの動画は、YouTubeの「Inaka Base」で配信している。アユやウナギなどの漁には、奈半利川の遊漁券の購入が必要なため、注意が必要だ。
ウナギ漁が本格化しているころは川に人が多いため、アユが寄ってこないそうで、「手づかみ」は、また次のシーズンに行うという。
（高知さんさんテレビ）
