コーヒーチェーン店「スターバックス」は8月19日、フードロス削減のため、店舗で販売するドーナツやサンドイッチなどフード類の一部商品を、閉店の3時間前をめどに20%オフにすると発表した。

店員:
ただ今フードロス削減の目的でいつもよりお食事をお安くお求めいただけます
スターバックスでは期限切れフードの廃棄量が全体の約15%を占める。これはコーヒーの豆かすの廃棄量(70%)に次いで、2番目に多い数だという。

そこで新たに打ち出したのが、フード類の値引き。賞味期限切れ間近のものを割り引くという。
例えば、通常462円の「ニューヨークチーズケーキ」は20%オフで369円。通常286円の「チョコレートチャンクスコーン」は20%オフで228円となる。(※価格はいずれも店内飲食時)

閉店時間が近づくと、店頭には「SAVE FOOD」と書かれたPOPが置かれる。

スタバをよく利用するという人に聞いてみると…
20代:
最近フードロス問題も結構あるので。スターバックスさんのごはんはすごくおいしいので、とても良い取り組みだと思います
時間帯による値引きは8月23日から全国の店舗で実施され、売り上げの一部は子ども食堂の支援センターに寄付される。

実験店舗では廃棄量が半分以下に
石本沙織キャスター:
これまでも実験的に行っていた店舗もあるんですけれども、店舗によっては結果、廃棄の量が以前の半分以下になったところもあったということです。普段コーヒーしか買わない人が試しに買ってみようと思ったりできますしね

ジャーナリスト 柳澤秀夫氏:
(閉店)3時間前からでしょ。狙っていきましょうよ
石本沙織キャスター:
本当、スーパーみたいに狙っていきたくなりますよね。意識変わりますよね
榎並大二郎アナウンサー:
20%オフというだけでもうれしいし、寄付やフードロス削減につながると思うと、手を伸ばしやすくなりますよね
ジャーナリスト 柳澤秀夫氏:
20%…30%くらいいってほしいなと(笑)

榎並大二郎アナウンサー:
また、もう!
石本沙織キャスター:
スーパーじゃなくてオシャレなカフェでやるっていうので、若い人にもそうやって環境への意識が根付きそうですよね
ジャーナリスト 柳澤秀夫氏:
きっかけになりますからね
(「イット!」8月19日放送より)