北海道では連日、厳しい暑さが続いている。人も熱中症に注意が必要だが、ペットの熱中症対策は大丈夫だろうか。

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人とペットでは、暑さの影響の受け方に「違い」が

ペットは人より地面に顔が近いため、暑さの影響を受けやすいといわれている。実際に、晴れた日に犬と人の顔の高さに温度計を置いて気温を測ってみると…。

吉井庸二 気象予報士:
30分が経ちました。人の顔の高さは30℃ちょうど。犬の顔の高さは31℃。気温差は1℃となりました

犬の飼い主は、暑い日をどのように過ごしているのだろうか。

飼い主:
朝早く涼しい時に散歩する。昼間は出ないようにしています

飼い主:
毛をちょっと短くカットしてあげたら暑くないみたいです。"サマーカット"みたいな

飼い主:
家はずっとクーラーはかけっぱなしです、暑くなれば

ペットは話すことができないため、体の不調を訴えることができない。ペットが熱中症になると、どのような症状が出るのだろうか。

ペットが熱中症になったら…

高橋動物病院・近藤厚 院長:
よだれが舌からポタポタ出てきて、ハアハア浅く何回も呼吸しているような感じが「体の中に熱がこもっている状態」で初期の症状。症状が重くなると咳こんだり、時々吐く動作をして、血を吐くこともあります。けいれんが始まったような状態になると、命にかかわるようなことが多いです。気温が25℃を超えてくると熱中症の子が増える気がします。30℃くらいが特に多いですね

もし、ペットが熱中症になった場合は、すぐに体を冷やすことが大切だ。

高橋動物病院・近藤厚 院長:
ぬれたタオルを体にかけて、それに向かって扇風機で風をあててあげると、熱を奪って体温が下がるので、ずいぶん楽になります

ただ、冷やす際の注意点もある。

高橋動物病院・近藤厚 院長:
早く下げたいからといって氷水にいれたり、冷やしすぎないほうがいいです。あんまり冷やしすぎると、熱が戻ってこなくなるのと、循環が悪くなるので

暑さ対策に特化したウェアで体温調節

機能性のドッグウェアを販売している北海道札幌市内のお店では、暑さ対策に特化したウェアやグッズを販売している。

アルファアイコン札幌店・三浦幸子 店長:
接触冷感の服ですが、遮熱やUVカット機能もついている。給水拡散して、気化熱を使って冷やしていく。濡らすとより冷える服になっていて、着ない時より3.5℃から5.7℃まで体温を下げることができます

実際に服に水をかけて触ってみると…

吉井庸二 気象予報士:
触れると、体温を感じないくらいひんやりしています

さらに、首元があるウェアには保冷剤を入れるポケットがあり、頸動脈を冷やすことができる。

厳しい暑さが続く中、今一度「ペットの熱中症」についても考えてみてはいかがだろうか。

(北海道文化放送)