新型コロナウイルスの蔓延は日本の社会に大きく影響を与えている。東京も、そこで暮らす人々の生活も、変化を余儀なくさせられている。
私たち報道カメラマンが撮影した映像から、”今“を象徴するカットを繋いで一ヵ月を再編集した。
撮影期間:2021年6月
<映像内容>
6/1 3度目の緊急事態宣言 延長
映画館・デパートなど営業再開
東京五輪海外選手団来日始まる
6/8 警視庁・消防庁職員のワクチン接種開始
都心 今年初の真夏日
6/13 ANAで先行職域接種始まる
6/14 関東で梅雨入り
6/17 “大規模接種”18歳以上に対象拡大
6/18 新型コロナワクチン接種券発行前倒し
6/20 選手村公開
3度目の緊急事態宣言解除
6/21 まん延防止等重点措置に移行
飲食店で午後8時まで酒類の提供可能に
新型コロナワクチンの職域接種開始
6/23 東京五輪開幕まで30日
6/30 東京都が夜の見回りを強化
墨田区が夜間接種を開始
神奈川県 聖火リレーの公道走行を中止
2021年6月、3度目の緊急事態宣言が延長
映画館やデパートなど一部施設の営業は再開された。
警視庁・消防庁職員のワクチン接種が築地で始まった。職域接種が本格化し、様々な企業でもワクチンが打てるようになった。接種券の発行が前倒しされた自治体では、接種券を求める人で長蛇の列が作られた。また、墨田区では夜間接種も行われた。大手町にある大規模接種会場では、接種対象が18歳以上に拡大された。


8日には、都心では31℃が記録され、今年初の真夏日となった。14日に関東は梅雨入りし、天候が不安定な日も見られた。
20日には緊急事態宣言が解除され、“まん延防止等重点措置”へ移行された。飲食店での酒類提供が可能になる中、渋谷では路上飲みをする人も多く、東京都が夜の見回りを強化した。

オリンピック開幕まで一ヵ月を切り、選手村が公開され、神奈川県の聖火リレーイベントは、公道走行が中止された為、赤れんが倉庫前の広場で行われた。
撮影:フジテレビ 撮影中継取材部
編集:岸下怜史 山下高志 秋田恵 楠瀬琴美 増子駿一