宮崎を代表する果物・マンゴーの新たな可能性を広げようと、宮崎市で新しい品種の出荷が始まっている。

国内での栽培例がない品種を栽培

宮崎市のマンゴー農家・鬼塚高幸さんが栽培しているのは、真珠のような輝きと芳醇な香りが特長のマンゴー「パルメロ」。

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成井三優キャスター:
噛んだ瞬間に果汁が溢れて、果肉も柔らかく、すごく美味しいです

国産マンゴーの9割以上がアーウィン種と言われる中、鬼塚さんは新たな品種の可能性を求めて、長年研究を重ねてきた。そこで出会ったのがこの「パルメロ」。

パルメロの生産者・鬼塚高幸さん:
(パルメロを)いざ収穫して、食べてみるとすごくおいしくて。僕にとっては、すごく魅力的に見えました

「パルメロ」は国内での栽培例はなく、鬼塚さんが独自に栽培を続けてきた。
そして2021年3月、「パルメロ」を商標登録し、インターネットでの販売をスタート。17年かけての初出荷に。

「アーウィンに並べるように…」

パルメロの生産者・鬼塚高幸さん:
いろんな人に支えられながら、ここまでようやくたどり着いた。ここからが本当のチャレンジかなと思っています

鬼塚さんは今後、生産者を増やし知名度を上げていきたいと話す。

パルメロの生産者・鬼塚高幸さん:
アーウィンは非常にいいマンゴー。そのアーウィンと肩を並べられるようになって、選んでいただけるような、一つになってもらうと嬉しいですね

(テレビ宮崎)

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