「茶道」にもっと気軽に触れてほしい…店内には店主こだわりの本格的な茶室

名古屋市千種区に、2020年12月にオープンした和モダンなカフェがある。店内に備えられた本格的な茶室でいただく抹茶とチョコレートが人気のお店だ。

この記事の画像(11枚)

千種区・覚王山の住宅街の中にオープンした、和モダンな外観がオシャレな「ショコラ覚王山 花壇&抹茶カフェ」。

ショーケースにはテイクアウト用のチョコがずらり。フランボワーズやキャラメルなどを使った色鮮やかなショコラや、濃厚なカカオの風味が口の中でほどける甘さ控えめなブラウニーなどを販売している。

この店の一番の特徴は、茶室でいただく抹茶とチョコレート。

日本古来のものでありながら、格式が高いイメージがある「茶道」だが、その文化にもっと気軽に触れて欲しいと京都の茶道家監修のもと、本格的な茶室をしつらえた。

さらに、奥には開放感抜群のテラス席もある。

茶室でゆっくり抹茶と共に…京都で修行した店主が生み出すこだわりのテリーヌ

お店自慢のメニューは、西尾産の抹茶に手作りのわらび餅を添え、季節のフルーツやテリーヌと味わう「テリーヌセット」(1650円)。テリーヌは、京都のパティシエの元で修行した店主のこだわりの逸品だ。

流通量が少ないため、かなり希少とされているペルー産のカカオを使用。これを使うことで、適度に酸味の効いたフレッシュな香りのチョコになると言う。
そして上に乗っているのは、いちじくのコンポート。その甘酸っぱさと種の食感が、テリーヌの中に溶け込んでいる。

テリーヌと一緒にいただく抹茶は、注文が入ってから一杯ずつたてている。口の中にいっぱいに抹茶の香りが広がる。

茶室で抹茶とチョコレートをゆっくりいただく。贅沢な時間だ。

名古屋市千種区の「ショコラ覚王山 花壇&抹茶カフェ」は、地下鉄東山線「覚王山」駅から歩いて5分。

(東海テレビ)

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。