コロナ禍だからこそ…自宅で「本格生ビール」を
新型コロナウイルスの感染拡大で、お酒を提供する飲食店などに休業の要請が続く中、自宅で本格的な生ビールを楽しめるサービスが人気を集めている。
キンキンに冷えたビール。
これからますます、ビールがおいしい季節を迎えるが…
自宅で、きめ細やかな泡の注ぎたて生ビールを楽しみたい。
そんな願いをかなえてくれる、「おうちで居酒屋気分」が味わえるサービスとは？
札幌市中央区にある、こちらの酒屋さん。
全国の蔵元から直送された、日本酒やワインやビールなど約120もの銘柄を扱う。
飲食店や地元のお祭りなどにビールサーバーの貸し出しを行っていたが、コロナで大きく変わった。
カネキ小飼商店・小飼英祐代表取締役：
飲食店が厳しい状況で、注文が激減してしまった。ビールサーバーは団体や企業の利用が多かったが、今は個人で借りる人も増えた
ビールサーバーを個人で借りる人がこの1年で増え続け、今では週に2、3件の貸し出しがある。
札幌市東区に住む宮本さん。先日、ビールサーバーの貸し出しサービスを利用し、家族みんなでバーベキューを楽しんだ。
宮本眞二さん：
飲みに行けないので、家でサーバーを借りて飲んでいます。（自宅で）生ビールが飲めるのは最高です。缶とは全然違う。お店感覚で飲んでいます
意外と簡単 "お得"感も味わえる「ビールサーバー」
ビールサーバーは「氷冷式」と呼ばれるもの。
ガスボンベで"たる"からビールを送り込み、氷を入れて冷やした細いパイプに通すことで瞬時に冷やす。氷は無料で付けてくれる。
電気は必要なく、手軽に使いやすいタイプで、自宅でも本格的な生ビールが楽しめる。
しかも、サーバーとガスは無料で貸し出してくれるので、実質ビール代のみ。
10リットルで6820円と、お得だ。
カネキ小飼商店・小飼英祐代表取締役：
泡立ち、のど越し（の違い）が大きい。缶ビールだとそこまでの味わいがない。せっかくなので"居酒屋気分"で飲んでもらいたい
コロナ禍で迎える2度目の夏。
自宅で、本格的な生ビールを楽しんでみてはいかがだろうか。
（北海道文化放送）
