地元でかわいがられていたネコの首に、巻き付けられた針金が…
このような動物虐待が相次いでいる。

ネコの首に、動くと絞まる針金

ネコの首に巻き付けられた細い針金。針金は、ネコが動くと絞まる仕組みになっている。

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佐久間みなみアナウンサー:
千葉・八千代市の住宅街で、首に針金が巻かれた状態のネコが見つかったといいます

首に針金が巻き付けられているネコが見つかったのは6月1日。

もともとこのネコは、地元の人々が去勢手術も行い、地域猫としてかわいがっていたという。

ネコを発見した人:
ひもみたいなのが(首に)ぶら下がっていて、首に刺さっているのかと思って、よく見たら(針金が)巻かれていた。(獣医師の)先生に診てもらったら「これは人為的、わざと作られたわな」「これはひどいね」となって、私もびっくりしちゃって

「このまま放っておいたら死んじゃう」

そのネコは、今ボランティア団体に保護されている。

ととの森・今村瞳代表:
この奥にいる子です

ネコは保護された後、”泰平(たいへい)”と名付けられ大切にされている。

しかし、人間に怯えるようになったという。
泰平君の入っているケージのドアを開けてもらうと…

ととの森・今村瞳代表:
怖いね、こんな感じです

実際に泰平君に巻き付いていた針金。

ととの森・今村瞳代表:
引っ張ると、ここが締まるような感じになってますので、このまま放っておいたらたぶん死んじゃうので、すぐに病院に連れて行っていただきました

針金の仕掛けを使った虐待は、今回だけではないという。

ととの森・今村瞳代表:
(針金を)腹部に巻かれていた子が(見つかったのは)2〜3か月ぐらいの間です。あと、首に巻かれて死んじゃった子は2年くらい前に

さらに警察によると、八千代市では2020年12月、空気銃によるネコの虐待も報告されていた。
保護団体では、地域の見守りを強化している。

(「イット!」6月9日放送より)