バレーボール男子日本代表のオリンピックイヤー初の国際大会となる「東京チャレンジ2021」が、5月2日(日)に有明アリーナで行われる。この場所は、東京オリンピックの本番の会場でもある。

対戦相手は中国。国際マッチは2019年のワールドカップ以来で、1年7ヵ月ぶり。

すでに2021年度の登録メンバーが発表され、新キャプテンには石川祐希が就任。これまでも日本代表を引っ張ってきた柳田将洋、福澤達哉、清水邦広、西田有志に加えて、大学生の髙橋藍、大塚達宣らも選出された。

先日、バレーボール男子日本代表の会見がリモートで行われ、就任5年目となる中垣内祐一監督と選手がフリップボードに抱負を自筆し、意気込みや五輪にかける想いを語った。

後編では大塚、高橋ら各選手の意気込みを伝える。

前編:【動画あり】『清水邦広、柳田将洋らバレー男子日本代表が抱負を語る』はこちらから

バレーができる喜びを感じて

この記事の画像(10枚)

大宅真樹(178センチ・26歳・セッター)

「丁寧かつ強気なトス」
大事なシーズンに代表に選出されて、とても嬉しく思います。
今シーズン、チームに貢献できるよう精一杯頑張っていきたい。(所属チームが)リーグ優勝もしましたし、勢いをそのまま代表にぶつけられるようにやっていきたいと思います。

李博(193センチ・30歳・ミドルブロッカー)

「サーブと速いスパイク」
今シーズンは自分らしく元気に、チームに貢献できるように頑張っていきたい。自分は「サーブと速いスパイク」でガンガンいきたいと思います。

髙橋健太郎(201センチ・26歳・ミドルブロッカー)

「力強いクイック」
コロナ禍においてバレーボールができる喜びをしっかり感じて、感謝しながら1年間プレーしていきたいと思います。
僕は「力強いクイック」を今年1年間通してしっかり打てるように、チームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。

高梨健太(189センチ・24歳・アウトサイドヒッター)

「パワフルスパイク」
オリンピックイヤーに代表という素晴らしいところに選んでいただき、本当に感謝しています。チームの勝利に向かって僕自身一生懸命頑張っていきます。
僕はパワフルなスパイクが持ち味だと思うので、それを活かして一生懸命頑張っていきます。

大塚達宣(194センチ・20歳・アウトサイドヒッター)

「自分の強みを生かしたプレー」
全日本に選んで頂いたことに感謝して、精一杯全力でプレーします。自分の強みはスパイクだと思うので、自分の良いところで勝負していきたい。
日本代表では年齢は関係ないと思うので、今年東京オリンピックのチャンスがあると思うので、アグレッシブに強気にやっていきたい。

代表最年少は19歳の髙橋藍

山本智大(171センチ・26歳・リベロ)

「正確なスパイクレシーブ」
また、日本代表でプレーできること嬉しく思います。僕の武器であるスパイク・レシーブ。
リーグでチームを鼓舞して、みなさんに勇気や感動を与えられるように頑張っていきたいと思います。

髙橋藍(188センチ・19歳・アウトサイドヒッター)

「レセプションからのスパイク」
感謝の気持ちを忘れず、思い切ったプレーで頑張りたい。自分の持ち味はレシーブ力だと思うので、レセプションを前面に出してチームの勝利に貢献したいと思います。
自分自身が日本代表として日本を背負って戦っていくんだという責任と自覚が生まれますし、一つ一つのプレーに対して緊張感を持ちながら、頑張っていきたい。

福山汰一(191センチ・27歳・ミドルブロッカー)

「データを基にした粘りのあるブロック」
オリンピックイヤーに初めて全日本に選出していただいて、ありがたいと思っていますし、日々の練習をとにかく自分のものにできるように頑張っています。
今シーズン僕が徹底して1年間やってきたブロックを全日本でも発揮して、チームに貢献したい。

小川智大(176センチ・24歳・リベロ)

「自分を信じる」
初めての選出でとても嬉しく思います。今まで練習してきた、自分が一生懸命やってきたものを信じて、これから世界と戦っていきたいと思います。
僕の強みであるサーブ・レシーブと、守備を統一する声掛けでチームに貢献したいです。

前編:【動画あり】『清水邦広、柳田将洋らバレー男子日本代表が抱負を語る』はこちらから

『バレーボール日本代表 国際親善試合 ~東京チャレンジ2021~日本vs中国(男子)』
5月2日(日)19時~ フジテレビにて生中継