バレーボール男子日本代表のオリンピックイヤー初の国際大会となる「東京チャレンジ2021」が5月2日(日)に有明アリーナで行われる。この場所は、東京オリンピックの本番の会場でもある。

対戦相手は中国。国際マッチは2019年のワールドカップ以来で、1年7ヵ月ぶり。

すでに2021年度の登録メンバーが発表され、新キャプテンには石川祐希が就任。これまでも日本代表を引っ張ってきた柳田将洋、福澤達哉、清水邦広、西田有志に加えて、大学生の髙橋藍、大塚達宣らも選出された。

先日、バレーボール男子日本代表の会見がリモートで行われ、就任5年目となる中垣内祐一監督と選手がフリップボードに抱負を自筆し、意気込みや五輪にかける想いを語った。

前編では中垣内監督や、清水、柳田らの意気込みを伝える。

後編:『【動画あり】大塚達宣、髙橋藍らバレー男子日本代表が意気込み語る』はこちらから

「気持ちのこもったプレー」を

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中垣内祐一監督

「臨機応変」
今のバレーボールは戦術が明確なので、試合中に「この戦術で行く」となったときにパッチを当てるんです。
相手はさらに違う戦術をとってくるので、そういった対応のし合いなので、臨機応変に対応していくことが求められる。その中で私は「臨機応変」と書かせていただきました。

清水邦広(193センチ・34歳・オポジット)

「気持ちのこもったプレー」
この場所にいることに感謝しながら一生懸命プレーしたいと思います。
今、こういう状況だからこそ、気持ちのこもったプレーをして、みなさんに元気を与えられるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

小野寺太志(201センチ・25歳・ミドルブロッカー)

「常に冷静に」
オリンピックイヤーに選んで頂いたこと、嬉しく思います。精一杯、僕らしいプレーでチームに貢献したい。「常に冷静に」プレーすることを心掛けて、今シーズンは戦っていきたい。
相手の嫌がるプレーやサーブ、スパイク、ブロックで冷静に相手を判断して攻撃的にプレーしていきたいです。

藤井直伸(183センチ・29歳・セッター)

「選手一人一人の強みを生かすトスワーク」
今シーズンはたくさんの方々の色々な思いを背負いながら、自分らしく精一杯戦っていきたいと思います。
今の“龍神NIPPON”には本当にたくさんの素晴らしいスパイカーの方々がいるので、一人一人の強みを生かしたトスワークを意識しながら頑張っていきたいと思います。

大竹壱青(201センチ・25歳・オポジット)

「熱く・強い・高さ・パワー全開のスパイク・サーブ!!」
オリンピックイヤーに代表で戦うことが出来ることに感謝し、自分の最高のプレーでチームの勝利に貢献できるよう、頑張っていきたいと思います。

持ち味のサーブでプレッシャーを

福澤達哉(189センチ・34歳・アウトサイドヒッター)

「積み上げてきたもの全て」
今年も日の丸を背負えること、嬉しく思います。一日、一日覚悟を持って戦いたいと思います。
これまで色々な経験をしてきたのですが、その経験を通して積み上げてきたもの全てを、コートの中で全てぶつけてチームの勝利に貢献したいと思います。

山内晶大(204センチ・27歳・ミドルブロッカー)

「アグレッシブなスパイク&ブロック」
見ている人にたくさんの感動を与えられるようなプレーをしてきたいと思います。全力で悔いのないように一球、一球、勝負してチームに貢献したいと思います。

柳田将洋(186センチ・28歳・アウトサイドヒッター)

「サーブで相手にプレッシャーをかける」
今シーズンまた選出させてもらい、嬉しく思います。大事なシーズンですので、しっかりとコンディションを上げて挑みたいと思います。
僕自身の持ち味もサーブですし、チームとしてもサーブで世界と戦えていると思うので、しっかりとそのサーブで勢いをつけたい。

西田有志(186センチ・21歳・オポジット)

「強気なサーブ」
コロナ禍の中、代表でプレー出来ること、感謝しております。頑張っていきたいと思います。
自分の持ち味であるサーブでチームにいい流れを持ってこれるように、今シーズンも頑張っていきたい。

関田誠大(175センチ・27歳・セッター)

「冷静なトスワーク」
今年も日本代表のユニフォームを着れたこと、嬉しく思います。責任と覚悟を持って頑張りたいと思います。
今年は「冷静なトスワーク」ということで、どんな状況でもチームで乗り越えられるように頑張っていきたいと思います。

『バレーボール日本代表 国際親善試合 ~東京チャレンジ2021~日本vs中国(男子)』
5月2日(日)19時~ フジテレビにて生中継

後編:『【動画あり】大塚達宣、髙橋藍らバレー男子日本代表が意気込み語る』はこちらから