新型コロナウイルスの蔓延は日本の社会に大きく影響を与えている。東京も、そこで暮らす人々の生活も、変化を余儀なくさせられている。
私たち報道カメラマンが撮影した映像から、2021年3月を象徴するカットを繋いでまとめた。
春らしい陽気となった矢先に2回目の緊急事態宣言が2週間再延長された。
長期にわたって制限を強いられた中で街には“緊急事態宣言慣れ”してきている人も増えたように感じる。
1月からおよそ2カ月半にわたった緊急事態宣言が解除された頃、東京では桜も咲き始め桜の名所は花見を楽しむ人々で賑わいを見せた。
宣言解除後、東京都の新型コロナウイルス新規感染者は1週間もしないうちに1日最大で430人にまで上った。
予断を許さない状況が続く中、東日本大震災から10年の時を経て被災地福島県から東京五輪聖火リレーがついにスタートを切った。
新型コロナウイルスと戦いながら、社会がどう変わって行くのか、カメラマンとして追い、記録し続けたい。
●撮影期間:2021年3月
●映像内容
3/7 ディズニーシーで2カ月遅れの成人式
3/8 2回目の緊急事態宣言2週間再延長
3/11 東日本大震災から10年
3/16 菅首相が新型コロナワクチン接種
3/21 2回目の緊急事態宣言解除
3/25 福島県から東京五輪聖火リレースタート





撮影:フジテレビ 撮影中継取材部
編集:小嶋拓実、荒牧宗利、大島香織、増子駿一、秋田恵