子どもの発想力に限りはない。時には大人を「あっ!」と言わせるようなことも。
今Twitterに投稿された、4歳の男の子による動く“模型列車”の新しい遊び方に「すごい!」と称賛の声が上がっている。
その遊び方がこちら。
4歳の息子が考えたプラレールの影絵が素晴らしかったから、トミカさんに観て欲しい。 pic.twitter.com/YvdrIgeNVr
— Nuno (@TNHokkaido) March 7, 2021
4歳の息子が考えたプラレールの影絵が素晴らしかったから、トミカさんに観て欲しい。
4歳男児の父親のNunoさん(@TNHokkaido)が、このコメントと共に投稿した40秒の動画は、壁に映る洗車場と踏切の影から始まる。

動画が始まると、この景色の中を何回も電車が通過していく。大きさも濃さも異なる電車の姿からは遠近感を感じ、無音の世界の中、少し懐かしさをも感じるような世界が広がっていた。


白い壁と黒い影だけで構成されたこの動画は、レールの上を走行する模型列車に懐中電灯の光を当てることで、壁にその姿を映し出した“影絵”によるもの。Nunoさんの4歳の息子さんが思いついたのだそう。

この発想力抜群の遊び方にTwitterでは、「幻想的でいいですね」「とっても素敵!」「げ、芸術だ…」「天才的」「何だろう、なんかこうノスタルジーを感じる」といった称賛の声が多くあり、4万以上のいいねが付いている(3月12日時点)。
固定観念にとらわれない、子どもだけでなく大人も楽しめる新しい動く模型列車の遊び方だが、息子さんはこのアイデアをどのようにして思いついたのだろうか?
投稿者であり父親であるNunoさんに、話を聞いてみた。
息子が急に何かを閃き…
ーー息子さんが“影絵”で遊び始めたきっかけを教えて。
妻が寝る前に懐中電灯で息子と影絵遊びをしていたため、息子は影絵に興味を持ちました。その後、私も寝る前に同じように息子と影絵遊びをしました。
3月7日の(午前)10時30分頃、息子が急に何かを閃き、懐中電灯を取りにいき、自分でつないだプラレールに光をあて、影絵遊びを始めました。

ーー模型列車の影絵で遊んでいる息子さんの様子は?
影絵をみて喜んでいました。私や妻に見てほしかったようです。出来栄えにも、とても満足していると思います。影絵の動画を見て喜んでいました。
ーー息子さんがこのように影絵で遊んでいるのを見た時、どう思った?
とても良いアイデアだと思い、息子に良いアイデアだと伝えました。

今回の模型列車のレールは5~10分程度でつないだという息子さん。父親のNunoさんいわく「プラレールの繋ぎ方に、毎回テーマを持っているように感じる」そうだ。
鉄道辞典がボロボロになるほど電車好き
ーー4歳の息子さんはどういった性格なの?
マイペースで明るい性格です。プラレールが大好きであり、電車全般大好きです。鉄道辞典がボロボロになるくらい読んでます。普段から自分なりの仮説をたてて考える力に驚くことがあります。
ーー投稿以降、この影絵遊びはしている?
投稿以降は影絵で遊んでいません。

ーー動画への反響が大きいが、どのように感じている?
良いアイデアであると評価してくださることは、親としてとても嬉しいです。いただいたコメントは、出来るだけ本人に読み上げて聞かせてます。息子自身はあまりよくわかっていないかもしれません。
ーー息子さんにはどのように成長してほしい?
明るく元気に育ってほしいです。

今回の模型列車の影絵遊びは、今までの遊びを掛け合わせてできた“息子さんの閃き”によるものだった。
大人も驚かせた息子さんの豊かな発想力。今後どういった遊びを作り、新しい素敵な世界を見せてくれるのか。成長が楽しみだ。
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