息子の描くネコは世界で一番愛しい
子どもは大人と異なる感性を持っていたりして、その発想に驚かされることがある。いま、7歳の息子が描くネコの絵が芸術的だと話題になっている。
息子よ、その感性をそのまま大切に育てていこう。 君の描くネコは世界で一番愛しい。 pic.twitter.com/Dwbfu49jLv
— なみそ (@omochi_nam01) February 8, 2021
息子よ、その感性をそのまま大切に育てていこう。 君の描くネコは世界で一番愛しい。
なみそ(@omochi_nam01)さんが投稿したのは、7歳の息子さんが絵を描いている様子とできあがった絵の画像。息子さんが描いていたのはネコで、「君の描くネコは世界で一番愛しい」と絶賛したのだ。
一体どのような絵ができあがったのだろうか。気になるネコの絵がこちら。
オレンジ色の顔に青と黄緑の体のネコ。目つきは鋭いがカラフルな色合いもあってか可愛らしさも感じる。この絵は、まずマジックで画用紙にネコを描き、切り絵のように切り抜く。そして、紙の裏側から色紙をのりで貼り、完成させたという。
大人の感性ではできないような独特な色使いで、立派なアートと言えるだろう。
なお、なみそさんには9歳の長女と7歳と4歳の息子さんの3人の子どもがいる。
4歳の息子さんは、大好きな仮面ライダーと扇風機が描かれた3歳を祝うバースデーケーキを見て、号泣してしまう程の感性の持ち主で、以前、編集部でも紹介したことがある。きょうだい揃って感性が豊かなのだろう。
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そして今回の投稿にも、「家に飾りたいくらい素敵です。お金払って買いたい」や「ピカソが、晩年になって『やっと子供のように描けるようになった』と言った逸話を思い出しました。 ものすごく素敵なアートです。」などのコメントが寄せられ、29万超のいいねが付いている。(2月12日現在)
才能を感じさせてくれるなみそさんの息子さんの絵だが、最初に見た時、どのように思ったのだろうか? また、他の作品も見てみたい。なみそさんにいろいろお話を伺った。
「楽しい気持ちでやったらいいのが出来た!」
ーー息子さんのネコの絵を見てどのように思った?
最初は身体の部分に青や黄緑を貼り付けていたので、正直最初は「かなり斬新だなー!!」とビックリしましたが、今となってはその奇抜さがたまらなく良い!と思っております。
ーーネコの色はどのようにして決めていた?
ネコの色は、私は一切口出しせず、息子が沢山ある色紙から選んで、あてがったりして決めています。
ーー息子さんは絵を完成させた後、何か感想を言っていた?
息子に、あの切り絵が完成した時の感想を聞いたら「楽しい気持ちでやったら、いいのが出来た!」と言っておりました。 切り絵が出来たその時は「良かろ?!良かろ?!」と嬉しそうでした(笑)。
ーーモデルのネコは絵と同じポーズをしているネコ?
モデルの猫は一緒に映っている茶色い猫のおもち(2歳メス)です。
ーー息子さんは普段から絵を描くのが好きなの?
息子は普段から絵を描いています。 宿題している時に寄ってきたネコを見て、いきなりネコを描き始めるなど、いつも絵を描く対象を見つけると、突発的に描いたり、工作をしたりしています。
ーーどのように成長してほしい?
私も昔から絵を描いたり工作をするのが好きだったので、こうやって「今描きたい、今作りたい!」って気持ちは、「後でね」なんて言わず、叶えて大切にしてあげたいと思っています。
「猫は青くないよ、猫はそんな色じゃないよ」と言う人もいるかもしれませんが、息子には「気にせず自分の描きたいものを好きな色と材料を使って好きなだけ派手にやって!」と言っております(笑)。
楽しい気持ちで描いて完成させたネコの絵。普段から絵を描くのが好きで、突発的に絵を描くこともあるという、息子さんの他の絵も見せてもらった。
他のネコの絵もどれも個性的
ーー他の絵も見せて
これらの絵が、以前評判が良かったものになります。
評判が良かったという息子さんの他のネコの絵も見ると、どれも個性的で独特なタッチで描かれている。
「今描きたい、今作りたい」という気持ちを大切にしてあげたいと明かすなみそさん。このような考えがあったからこそ、自由に絵を描く環境があり、今回の絵が完成したのだろう。
ちなみに、扇風機が好きだった4歳の息子さんは熱が冷めることなく、現在も扇風機が大好きだという。子どもたちには、自分の感性を大切にしていってほしい。
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