父親を紹介する小学2年の男の子の作文がTwitterに投稿され、その衝撃的な内容が話題となっている。

それがこちらだ。

「長男くんの作文、子供の前で過激な描写があるゲームをやってはいけない理由がよく分かるな」とのコメントとともに、ニジマス先輩(@nijimasu_senpai)さんが投稿したのは、小学2年の長男が書いたという父親を紹介する作文の画像。

お題は小学校の宿題によく出そうなものではあるが、作文には、こう書かれていたのだ。

お父さんをしょうかいします

ぼくは、ゲームがすきなお父さんをしょうかいします。
お父さんの一番すきなゲームは、APEXです。
どうしてすきなのか聞いてみたら、「人をころしたいからかな。」と言っていました。
お父さんは、ゲームがとても上手です。

ゲームが好きなお父さんという話で、一番好きなゲームを紹介するところまではいいものの、その理由が「人をころしたいからかな」と、ほのぼのとした世界観を覆す物騒な言葉がいきなり飛び出てくるのだ。

ちなみに、「APEX」というゲームはPS4版、Xbox版、PC版があり、ダウンロード無料のゲームで正式名称を「Apex Legends」という。

3人1組でチームを組んだキャラクターたちが、銃などの武器を使って戦うバトルロワイヤルゲームのような形式が特徴だ。

この記事の画像(4枚)

「お父さんは、ゲームがとても上手です。」と褒め言葉でしめくくっているが、パワーワードの前にとても回収しきれていない。どんなお父さん!?と気になって仕方がない読後感だが、なんとこの作文には先生が書いたと思われる“花丸”がついている。

Twitterでは「先生どういう気持ちで見たんだ」「私も気をつけねば」など声があり、約1万件のリツイート約3万1千件のいいねがつくなど話題となっている。(2月25日現在)

冗談のつもりで発した内容が、父親を紹介する作文の題材に…。実際にこの作文を見たときどう思ったのか? ニジマス先輩さんにお話を伺った。

息子はとても真面目な子

ーー作文を見た時どう思った?

「どこが花丸やねん」という気持ちが沸き上がりました。


ーーそもそも、作文にされることは知っていたの?

知りませんでした。


ーー取材はどのように行われた?

いっしょにお風呂に入りながら何気ない日常会話を装って聞き出されました。


ーーどんな性格の息子さん?

とても真面目な子で、私のボケにいつも素早くツッコミを入れてくれます。


ーー息子さんはなぜこの紹介をしたと思う?

「書きやすかったから(本人談)」だそうです。
 

先生との次の面談が怖いです

ーーゲームをしているとき息子さんは横で見ている?

たまに見ているときがあります。


ーーゲームが上手なお父さんを尊敬している?

お父さんみたいにゲームが上手くなりたいと言っていたので多少尊敬していると思います。


ーー先生から何か言われた?

今のところ何も言われていません。次の面談が怖いですね。


ーーでは、奥さんからは?

「この作文は宝物にしよう」と言っていました。

画像はイメージ
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貼り出しや読み上げは無かったそうです。助かりました。

ーー息子さんに何か言った?

「上手に書けたね」と言いました。


ーー作文は貼り出された?

貼り出しや読み上げは無かったそうです。助かりました。


ーーこれから気をつけようと思う?

普段の会話が作文になるかこれからチェックします。


ーー反響はあった?

たくさんの方に見て笑って頂けたようで、息子も喜んでいます。

画像はイメージ
画像はイメージ

作文を初めて見た「ニジマス先輩」さんはヒヤッとしたかもしれないが、息子さんはゲームをするお父さんを尊敬して真面目に作文を書いていたのではないだろうか。

ちょっとした冗談で発した言葉だと思うが、先生から変な目で見られないように、子どもの前の言動には、世のお父さんもちょっと気をつけた方がいいだろう。
 

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プライムオンライン編集部
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