新型コロナで深刻な打撃を受けている航空業界。
あの手この手で生き残りを図る中、福岡・北九州市に本社を置くスターフライヤーがなんと価格1人10万円のプレミアムな体験プランを販売した。

1人10万円の超リアルな「パイロット」体験プラン

本物さながらの超リアルな操縦席。
ファンもうらやむ3時間の「プレミアム体験」。
北九州を拠点に複数の路線を運航してきたスターフライヤー。
新型コロナの感染拡大で利用客が7割も減少し、上場以来最大の赤字が予想される中で編み出された「秘策」が、1人10万円の体験プランだ。

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北九州空港のそばにあるパイロットの訓練施設。

谷川のぞみリポーター:
こちら、パイロットが実際に着ている制服です。この制服を着て飛行機の操縦をすることができるんです

スターフライヤーが売り出したのは、操縦訓練用のフライトシミュレーターで超リアルなパイロット体験ができる「ドリームフライト」プラン。

スターフライヤー運航本部企画管理部・新貝孝士さん:
なかなか、お客様と接点を持つ機会がなかったので何かできないかなと。結果的に収益につながればと思ってますが、お客さまを喜ばせる企画に結びつけたいという思いが

リアルさを追求した夢のプランを体験!

まずは、本物の制服に。
そして、参加者を迎えるのは、現役のパイロット。

スターフライヤー・星川鐘根パイロット:
こちらが、本日、谷川さんのライセンスになります

手渡された写真入りのライセンスは、ファンの心をくすぐる参加記念のプレゼント。
本物のパイロットさながらの打ち合わせを済ませ、いざ、コックピットへ。

谷川のぞみリポーター:
すごい! これがシミュレーターですか?

機長:
これがフルフライトシミュレーターです

西日本ではここにしかないという、ジェット機のフルフライトシミュレーター。
お値段、数億円という本格的な操縦訓練装置だ。

谷川のぞみリポーター:
わ~、これが実際とほぼ一緒?

機長:
本物の操縦席にかなり近いシミュレーターです

今回、挑戦するのは、北九州空港を飛び立って福岡空港に着陸する約20分間のフライト。
いよいよテイクオフ。

谷川のぞみリポーター:
動き出した!

機長:
では、ゆっくりと手前に引いて下さい

谷川のぞみリポーター:
あ~、浮いた! 浮いた!

大空にふわりと浮き上がるこの感覚。
まずは離陸に成功。
機体の動きが忠実に再現され、正面にはリアルな景色が広がる。
離陸から約15分、福岡空港が見えてきた。
ここからは着陸態勢に入る。

谷川のぞみリポーター:
この位置でいいんですかね? もう少し右ですよね?

機長:
ちょっと右で、戻しましょう

失速しないよう機首の角度を慎重に調整して…。

機長:
このまま行きます

谷川のぞみリポーター:
いいんですか、このまま

機長:
絞って下さい

谷川のぞみリポーター:
えー! 怖い!

機長:
着陸しました

体験を通じ「パイロット目指すきっかけなれば」

プロの的確なアドバイスでスムーズに福岡空港に着陸。
約3時間のパイロット体験は終了した。

スターフライヤー・星川鐘根パイロット:
こういったシミュレーターを利用することで、パイロットを目指すきっかけや、なりたいと憧れてた方が夢を実現できる場になればと思います

非日常の高揚感、そして無事にフライトを終えた達成感。
コロナ禍が続く中で、何とか収入に結びつけようという、ほかにはない新商品だ。

(テレビ西日本)