ワクチン接種を担当する河野太郎規制改革相が28日放送のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演した。
政府は医療従事者向けのワクチン、最大117万回分を3月第2週目までに各都道府県に配送するなど、接種が本格化する見通しだ。
しかしワクチンは温度管理が難しくキャンセルが生じると貴重なワクチンが無駄になる恐れがある。
番組レギュラーコメンテーターの橋下徹氏は「付き添いの人にも打って良い、といった裁量を現場に与えるべきだ」と持論を展開、これに対し河野氏は、キャンセル待ちの接種について「こういう考えでやったらどうですか、というところは、近々お出ししたい」と述べ、近くガイドラインを公表する考えを示した。
一方で「最後は、現場の判断に委ねることは当然出てくる」「現場の判断への批判は、全部私が受ける」とも述べ、接種現場での弾力的な運用の必要性を強調した。