去年1年間の遺失届、いわゆる「落とし物」の届け出件数が、新型コロナの影響で過去5年間で最も少なくなったことが長野県警のまとめで分かりました。

県警のまとめによりますと、去年1年間の県内の遺失届は3万7037件で、前の年より6000件あまり減り、過去5年で最も少なくなりました。新型コロナによる外出自粛が影響したとみられ、特に緊急事態宣言が発出されていた4月と5月は、前の年からおよそ3割少なくなっています。

拾得届も前の年から2万8000件あまり少ない14万7860件となっています。

なかには特異な取扱いもありました。去年9月に南佐久郡の牧場から牛が2頭、10月には上伊那郡で牛が1頭逃走したとそれぞれ遺失届があったということです。このうち、南佐久郡の2頭はまだ見つかっておらず、行方はわからないままです。

高額な現金の取り扱いもありました。100万円以上の現金の遺失届は14件あったということです。このうち長野市では、引っ越し作業中に段ボールの中に現金260万円が入った鞄を入れた状態で紛失したと届出がありました。今のところ発見には至っていないということです。

県警は「落とし物をしたらあきらめずに警察に届け出てほしい」としています。