家庭などに眠る使われなくなった楽器が、楽器の劣化に悩んでいた香川県東かがわ市の中学校に届けられた。
双方を結んだのは市が、中四国で初めて2020年に導入した制度だった。

東かがわ市・上村一郎市長:
感謝の気持ちを忘れずに、大事に使ってください

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生徒たちが抱えるピカピカの金管楽器。見た目はもちろん、音の伸びも上々。
東かがわ市の中学校で行われたのは、市に寄付された5つの楽器の贈呈式。

家庭などに眠る使わなくなった楽器を寄付すると、その査定金額に応じた税金が控除される「楽器寄附ふるさと納税」の制度で集まったもの。

東かがわ市はこの制度を中四国で初めて2020年10月に導入した。
中学校の音楽部で一番の困りごとだった管楽器の劣化。
高価な楽器を市の予算でまかなうのは難しく、生徒たちは状態の悪い古い楽器での練習を余儀なくされてきた。

生徒:
ひしゃげてしまって、ほとんど管も抜けない。ピストンも重いし、かすれた音しか出ない

寄付された楽器で生徒たちを笑顔に

今回、寄付をしたのは香川や熊本に住む4人。
備品不足に悩む公立学校の支援策として始まった新しい制度は、導入から3カ月余りで実を結んだ。

生徒:
(ピストンが)ガクっとなることなくそのまま押せるので吹きやすい

生徒:
いい音で吹けるようにして、来年コンクールがあるなら(寄付者に)恩返しできるようがんばりたい

東かがわ市・上村一郎市長:
子どもたちに明るいニュースを届けられてうれしい。東かがわ市のことを市外・県外の方に楽器寄付を通じて知ってもらい、関係人口の創出につなげたい

市では引き続き、金管楽器やパーカッションの寄付を募集している。

(岡山放送)