大分県国東(くにさき)市で、地域の魅力をぎゅっと詰め込んだ新しいご当地グルメが誕生した。
その名も「くにさきおにむすび」。
しかし、なぜ「おに」なのだろうか?
国東半島では古くから、鬼は災いをもたらすのではなく福を授ける「よい鬼」として親しまれてきたのである。
そんな鬼と食文化を掛け合わせた、ハモやタコなど特産品を使ったオリジナルおむすびの数々を巡る旅に出た。
「おにむすび」の“おに”は、国東半島で古くから親しまれている、「鬼」のことである。
国東半島では鬼は災いをもたらす存在ではなく福を授ける「よい鬼」として親しまれてきた。
その「おに」と地元の文化と食を掛け合わせて国東の味を楽しんでもらおうという素敵な取り組みなのだ。

公式キャラクターの「オニムスジン」も、ゆるい雰囲気がとってもかわいい。

そんなオニムスジンが“鬼”推しする、“鬼”アツいイベントが現在開催中である。
それが「くにさきおにむすびスタンプラリー」。期間中にくにさきおにむすびを提供するお店で食事や買い物をすると、スタンプを集めて豪華な景品が当たるチャンスもある。
参加はチラシ裏のスタンプカードか、専用のスマホアプリから可能だ。今回は、その参加店舗のいくつかを巡ってみることにしよう。

空の玄関口で味わう、肉厚ハモと「鬼味噌」
まず向かったのは、大分の空の玄関口である大分空港のすぐ隣にある直売所「大分の空 むさし」だ。

こちらのおにむすびは「ハモ味噌おにむすび(280円)」。国東でよく獲れるというハモを使っている。

ひと口食べたリポーターも「うーん、おいしい。ハモ、肉厚です」と、その食感に驚きの様子であった。
手軽さも魅力のようだ。

こちらのおにむすびの味の決め手は、ご飯に塗られた特製の「鬼味噌」。
実はこれ、国東の火祭り「修正鬼会」で提供される、辛い味噌を塗った「こしょう餅」がヒントになっているという。お店ではその伝統の味を参考に、少し甘めにアレンジ。どんな食材とも相性ばっちりのオリジナル味噌が生まれた。

大分の特産であるとり天や豊後牛を使ったおにむすびもあり、国東らしさと大分ならではの味を一緒に楽しめる。

ソウルフードの名店が生んだ、驚きのおにむすび
続いて向かったのは、国東のソウルフード「たこちゃんぽん」で有名なお食事処「松風」である。

こちらでいただけるのは「くにさきたこ天おにむすび~青のりとともに~(300円)」。

一見すると青のりが混ぜ込まれたシンプルなおむすびだが…中を割ってみると、なんと大きなたこ天が隠れていた。
「開けることによって、中からすごいじわっと旨味が…」とリポーターも感動。ごま油も入っていて、どこか中華っぽさを感じる味わいが食欲をそそる。

お店の人によると、名物の「たこちゃんぽん(1500円)」と一緒に食べる人も多いのだとか。まさに国東ならではの組み合わせだ。

食欲の秋は、イベント満載の国東市へ
今回ご紹介したお店のほかにも、スタンプラリーにはたくさんのお店が参加している。
いろいろなお店を巡って、あなただけのお気に入りの「くにさきおにむすび」を見つけてみてはいかがだろうか?
スタンプラリーは2026年いっぱい開催されている。人気店や予約が必要なお店も多いので、お出かけの際には事前の連絡を忘れないようにしたい。

ぜひ、食欲の秋に、イベント満載の国東市へ出かけてみてほしい。


