大人から生後8カ月の小さな子どもまで、西郷隆盛のそっくりさんが一堂に集い、誰が一番そっくりかを競うコンテストが鹿児島市で行われた。おはら祭の踊り連にも登場した西郷どんたちが、それぞれの「らしさ」をアピールした。
天文館に集結した西郷どんたち
会場となったのは、鹿児島市のセンテラス天文館である。「西郷どんそっくりさんコンテスト」と題したこのイベントでは、11月3日に書類審査を通過した10人が出場した。

部門は未就学児と小学生以上の2つに分かれている。審査項目は全部で4項目。見た目や雰囲気だけでなく、西郷どんへの愛と熱意も問われた。参加者は自分なりの西郷どんらしさを存分にアピールした。
「7歳でごわす。きばれ、チェスト!」と元気に名乗りを上げる姿も見られ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

令和の西郷どん部門は木刀で示現流を披露
小学生以上を対象とした「令和の西郷どん部門」でグランプリに輝いたのは、鹿児島市の東隆一郎さん(50)である。東さんは持参した木刀を手に、薩摩の地に伝わる示現流の型を披露した。
東さんは「(西郷どんと)身長体重が一緒。私も鹿児島のために何かできたらと思う」と語った。西郷どんへの思いを、地元への思いに重ねた受賞の言葉だった。

未来の西郷どん部門は堂々とした生後8カ月
未就学児を対象とした「未来の西郷どん部門」では、生後8カ月で鹿児島市の平川陸人ちゃんがグランプリに選ばれた。大勢の観客の前でも動じない、堂々とした立ち振る舞いが評価されたという。

西郷どんにそっくりだと思うポイントを父親に尋ねると、「表情とりりしい顔立ち」との答えだった。さらに「話し合いでしっかりと物事を決められるような子に育ってほしい」と、わが子への願いを語った。
世代を超えて親しまれる西郷どん
最年少の生後8カ月から大人まで、幅広い世代が集まったコンテストだった。それぞれが自分なりの西郷どん像を表現した今回の催しは、鹿児島の人々にとって西郷どんが今も身近な存在であることを感じさせるものとなった。

