香港で民主的な選挙を求めた「雨傘運動」の元学生リーダーに、香港国家安全維持法違反の罪で、懲役10年の実刑判決が言い渡されました。
香港の高等法院は5日、2014年の民主化デモ「雨傘運動」で学生リーダーを務めた黄之鋒さん(30)に対し、懲役10年の実刑判決を言い渡しました。
黄さんは2020年、海外に逃亡した民主活動家らと共謀し、香港や中国の高官に対し制裁などを科すよう外国に呼びかけたとして、香港国家安全維持法違反の罪に問われ、今年9月の裁判で罪を認めていました。
裁判所は、黄さんらの行為について国家の安全に重大な影響を与えたと判断し、懲役10年を言い渡しました。
黄さんは別の事件でも国家政権転覆共謀罪で実刑判決を受け、現在も服役していて、収監がさらに長期化することになります。
中国による統制が強まる香港では、民主活動家への締め付けが続いています。
