ちいかわ(現象)
イラストレーターのナガノ氏が描く漫画のタイトルであり主人公。7月に劇場版が公開され、話題に。2020年連載が始まり、単行本化。企業とのコラボで多くのグッズも広まる。
主要キャラクターたちのいやされる日常と、深い世界観を感じさせるテーマで子どもからおとなまで多くの人を魅了している。
データセンター
サーバーやネットワーク機器などの通信装置の設置に特化した専用施設。
安全に管理・運営するため大容量電源装置や空調・冷却装置、高速回線などが整えられている。近年、AIの普及から需要が増しているが、施設新設にともない周辺地域における環境悪化への懸念も広がる。
ドパガキ
「ドーパミン中毒のガキ」を縮めたネットの俗語。ショート動画、SNS、ゲームのガチャなど短時間で刺激の強い反応が得られるコンテンツに慣れて、長い時間集中力が続かない人のことを指したり、自虐する際に用いる。若者だけでなく、デジタル環境に接するすべての人にかかわる言葉となっており、「ドパ中」「セロおじ」などの派生語もうまれた。
ナフサ
原油を精製して作られる軽い石油製品の一種。プラスチック、ペットボトルなどありとあらゆる身近な製品や印刷用インク製剤などになる材料。
4割ほどを中東から調達しており、イラン戦争によるホルムズ海峡の封鎖で原油価格が高騰し、供給不足から生活に深刻な影響を及ぼした。
なんとかなれーッ
イラストレーターのナガノ氏が描く漫画『ちいかわ』のキャラクター「ハチワレ」のせりふ。ここぞというタイミングで発せられるこの言葉は、現代社会における不条理さにひとしずくのやさしさをあたえる。
NISA貧乏
2027年1月には「こどもNISA」も導入される。NISAは「少額投資非課税制度」のことで、一定額までの株式や投資信託の運用益を非課税とするものだが、将来への不安から投資にお金をまわしすぎて、日々の暮らしが苦しくなることを表現した言葉。
パンチくん
千葉県市川市動植物園のニホンザルの子ども。園の公式Xで紹介され一躍世界的な話題に。
オランウータンのぬいぐるみ(通称オランママ)を抱える姿は海外メディアでも報道された。
ピックルボール
米国発祥のラケットスポーツ。テニスやバドミントン、卓球の要素を組み合わせたもので、ボールも軽く手軽に始められるスポーツとして話題に。
フィジカルAI
身体機能をもち、デジタル空間でなく物理的な空間でセンサーやカメラなどを使い、自律的に移動や行動をする人工知能(AI)のシステムのこと。
ロボット、ヒューマノイド、ドローン、自動運転車や産業機械なども含まれる。人手不足の解消、危険な作業の代替などとして注目されている。
フレネミー
友人(friend)と敵(enemy)を組み合わせた造語。友人のように親しく接しながら、実は足を引っ張ったりする人のこと。
SNSのさまざまなツールを使った昨今の複雑多様なコミュニケーションの状況により、だれが味方でだれが敵なのかわかりにくくなっている。昔からある英単語が時代の変化で新たに注目された。
ホビ垢
ホビーアカウントの略。SNSで運用する趣味用のアカウントのこと。若い世代を中心に、メインのアカウント(本垢)とは別のホビ垢をもつ動きが広がる。主には推し活情報の発信に用いながら、推し活を楽しむ自分を投稿する。
ボンボンドロップシール(ボンドロ)
ぷっくりとした立体感と透明感のあるシール。ドロップのようなツヤが特徴的で、シール交換を楽しむ小学生に加えてシール帳文化を知る20~30代や親世代も巻き込んだブームに。シル活やシルパト(商品を探す)といった派生語もうまれ、アナログな楽しさが見直された。
モナキ
男性歌謡コーラスグループ「純烈」の酒井一圭がプロデュースする4人組。
「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」でメジャーデビュー。純烈ファンの中高年層を主なファン層と見込んでいたが、個性あふれる4人の魅力と簡単な振り付け、耳に残るフレーズが支持され、若年層へも人気が拡大中。
夜の踊り子
ロックバンドのサカナクションが2012年に発売したシングル曲で、26年にネットミーム(人から人へ伝えられ増殖するネタや画像)として再ヒット。国内外のアーティストが次々とダンス動画を投稿し話題に。
りくりゅう
ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケート・ペアで大逆転で金メダルを獲得した、三浦璃来と木原龍一ペアのこと。シングル重視だったスケート界がペアの人材発掘に取り組んでから10年余りで実を結ぶ結果に。ドラマに満ちたふたりの軌跡が記憶される1年となった。

