怪我を押して出場した神野琉衣が2位
2位は神野琉衣。
初めての全日本ジュニア推薦出場を目指し挑んだラストの全日本ノービス。ブロック大会の2、3週間前に疲労骨折1歩手前の怪我を負い、ルッツとフリップジャンプはシングルで跳んでも痛みがあったという。
ブロック大会の3日前にトリプルジャンプの練習を本格的に再開し、ブロック大会では調子が戻ったものの、今大会までに痛みは完全に消えず、痛み止めを服用しての出場となった。
朝の公式練習の曲かけ練習ではほとんどのジャンプをパンクしてしまい自信を失いかけたが、リラックスしながら集中して5分間練習までの時間を過ごし、迎えた本番。
万全のコンディションではないため構成を落としての演技となったが、ジャンプをすべて着氷し演技後には大きなガッツポーズが飛び出した。
「不安なところもあって災難の中だったけど、頑張って今の自分のベストを尽くせた。本番はノーミスで楽しく滑り切れたことがよかった」と自身の演技を振り返った。
ノービスB1年目から4年連続で全日本ノービスに出場している神野は、B2年目で優勝も経験している。
4年間を振り返って、「いろいろな試合でボロボロのところもあって、あまりよくない時もあった。ノービス最後の大会だったので、全日本はノーミスして自己ベストを出したいと思っていましたが、足が痛くて調子が悪くて自信もなかったけど、集中して最後の全日本でノーミスできたことが不幸中の幸いだと思っています」と話した。
将来は羽生結弦さんのような選手を目指し、来年からはジュニアへ。「まずは3回転ルッツとフリップを戻して、構成の難易度も上げて楽しく踊って笑顔で演技していきたい」とさらなる飛躍を誓った。
【ノービスA男子】
1位 菊池 英仁(宮城FSC)92.64点
2位 神野 琉衣(名古屋FSC)91.53点
3位 藤本 東馬(MFアカデミー)75.95点

