日本の日用品メーカーがベトナムで、持続可能な農業の実現に向けた支援事業に乗り出します。
ベトナムの首都・ハノイで6日、花王の現地法人「花王ベトナム」の事業開始30周年を記念する式典が開かれ、ベトナム政府の高官らが出席するなか、現地で持続可能な農業を支援する新たな取り組みを始めることが発表されました。
経済成長が続くベトナムでは農業が主要産業のひとつですが、農薬の残留や土壌汚染など環境への影響が課題となっています。
こうした課題の解決に向け、花王は、日用品の開発で培った界面活性剤などの技術を応用し、農薬の効果を安定化させる補助剤を開発。
農薬と混ぜてドローンで散布することで農薬の使用量を抑えながら効果を維持できるとしていて、これらを活用しベトナムの農業をサポートします。
花王 代表取締役・社長執行役員 長谷部佳宏氏:
まずは社会に貢献するということが一番最初に立つこと、これが日本が海外に、特にアジアに向けてやるべきことだと私は考えています。
花王は今後、現地で実証実験などを進め、減農薬と生産性向上の両立を目指します。
