タレントのデヴィ夫人ことデヴィ・スカルノ被告に判決です。
元マネージャーの女性に暴行を加えた罪などに問われている裁判で、東京地裁は罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。
6日午後1時ごろ、東京地裁前に現れたのは、元マネージャーら2人の女性を暴行した罪に問われている、タレントのデヴィ夫人ことデヴィ・スカルノ被告(86)です。
6日の判決公判で東京地裁は、検察側の求刑どおり罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。
デヴィ被告が問われているのは、自身の事務所の女性従業員にシャンパングラスなどを投げつけた事件と、動物病院で当時マネージャーだった女性の体を殴ったり蹴ったりした事件での暴行罪。
2026年6月の初公判で、デヴィ被告側は起訴内容についておおむね認めたものの、シャンパングラスを投げたことについては、「よく覚えていませんが、グラスにシャンパンが入っていたらぬれると思うが、(当時)そういったことはなかったと思います」と否認。
また、動物病院内での暴行について「被害女性のおなかを殴ったか」と聞かれ、これも「ありません。胸を押したぐらいはあると思います。体に触っていないと思います」と否認しました。
その一方で、「私、瞬間湯沸かし器みたいなところがあるので、自制心を持って気をつけていきたい」と自らの非を認め、反省の弁を述べました。
9月の裁判で、検察側は「十分な内省が見られない」として、罰金20万円を求刑。
弁護側は事件後、講演会のキャンセルなどの違約金で約9000万円の経済的損失があり、社会的制裁を受けているなどとして、罰金刑が相当としていました。
6日、デヴィ被告は水色のワンピースに薄いベージュのハイヒール姿で入廷しました。
そのデヴィ被告に対し、検察側の求刑どおり、罰金20万円の有罪判決を言い渡した裁判官。
判決理由を説明する中で、デヴィ被告が“シャンパングラスを投げた”と認定しました。
この説明中、ちらちらと弁護人へ視線を送っていたデヴィ被告。
判決の説明が終わり席に戻ると、隣の弁護人に小声で話しかけました。
この時の会話について、法廷内で取材していた記者には「シャンパングラスは投げたことに…」と聞こえたといいます。
これに対し、弁護人はすぐに自分の口の前に人差し指を立ててデヴィ被告を制しました。
しかし、デヴィ被告は法廷から出たあとも、弁護人に対し、法廷内に聞こえるほどの声の大きさで何かを訴えていました。
デヴィ被告側が14日以内に控訴するかどうかが焦点となります。
