ファミリーに大人気の、お得なしゃぶしゃぶ食べ放題チェーン。
その店舗で大活躍する配膳ロボットを巡り、あるトラブルが起きていました。
「お肉を何度注文しても、ロボットに何も載ってない状態で来る」といった被害を訴えるSNS投稿が相次いでいるのは、すかいらーくホールディングスが運営するしゃぶしゃぶ食べ放題の専門店「しゃぶ葉」でのこと。
食べ放題で注文したはずの肉が、テーブルに来た配膳ロボットに載っていない状態だったといいます。
しゃぶ葉では、料理などをテーブルに届けるのに配膳ロボットを導入していて、注文した品をロボットが運んで来たら、客が自分で取る仕組みになっています。
すかいらーくグループではしゃぶ葉などの他に、ファミリーレストランなどでも同様の仕組みを採用していて、配膳ロボットは多くの店舗でお助け役を担っています。
その配膳ロボットが何も運ばず、いわば手ぶらでやってくることについて、SNSには「高いコースの肉を横取りする人が問題になっている」「牛タンを頼んだら空っぽのロボが来た」といった投稿が。
SNS上の声によりますと、注文された肉が厨房からテーブルに届けられるまでの間に、別のテーブルにいた客に横取りされてしまう事態が相次いでいるといいます。
しゃぶ葉では、注文できる肉の種類などによって金額の異なるコースに分かれていることから、安いコースを選んだ客が高いコースの肉を故意に横取りしてしまえば、無銭飲食となってしまいます。
お店の利用客からは、「気持ち悪い。自分がやられたら胸くそ悪いと思うので、そういうのは自分はやらない」「ひきょうというか、あまり良くないこと。コースによって値段が違うので、自分のものが他の人に取られると嫌な気持ちになる」「故意的に取るって良くないこと。注意はしてほしいなと思います」「良くはないなって思うけど、どう改善したら良いのかもちょっと難しい」「自分が頼んだのが分からない部分もあるんじゃないか。対策をなにかしら取らないと、そういうのはなくならない」など、さまざまな意見が聞かれました。
しゃぶ葉は、こうした横取り行為に対して、「1台のロボットで複数のお席へ同時に商品を搬送する際、表示ランプや音声ガイダンスでお知らせをしているが、それらのご案内のみでは十分にお伝えしきれず、結果として取り間違いが生じた」とコメントし、対策が不十分だったことを認めています。
今後は対策として、「料理が到着した時に表示ランプや音声で知らせる」「他の客の料理を取ろうとしたら音声で知らせる」といった仕組みなどを導入するといいます。
今回の問題を受け、運営元のすかいらーくは、ロボットでの運搬は継続するとしたうえで、今後は案内時や席にてスタッフが直接ロボットの利用手順についてしっかりと説明する運用に変更する考えです。
