力いらず!ゆで栗から鬼皮・渋皮をむく
沸騰した湯に生栗を入れ、中火で40~50分ほどゆで、ゆで上がったら包丁で縦半分に切り、中身をスプーンですくいながら食べるのが、もっともシンプルなゆで栗の味わい方です。
でも、せっかく栗仕事をするなら、もうひと頑張りして、栗ご飯や栗きんとんにチャレンジを!
ゆで方を工夫すれば、鬼皮も渋皮もむきやすくなります。まずは生栗を50℃のお湯(手でギリギリ触れる程度の熱さ)に2時間ほど浸けておきます。
私は冷めるのを防ぐために、スイッチを入れない状態で炊飯釜に入れたり、鍋にフタをして丸ごとバスタオルや膝掛などで包んだりしています。
その後、包丁で栗の丸い側に十文字に切り込みを入れ、フライパンに栗を並べ、ひたひたに水を入れて火にかけ、20分ほど煮て火を止めます。
そして、熱湯に浸けたままで皮むき作業を進めます。
皮をむく栗を1個だけ取り出し、熱ければキッチンペーパーなどで包み、切れ目から鬼皮と渋皮をむきます。
渋皮がむきにくいときは、先に鬼皮だけをむき、渋皮は後から包丁でむきましょう。むいた栗は乾燥して割れないように水に浸けておきます。
ゆで栗から作る絶品栗きんとん
上手く渋皮がむけたら、栗ご飯や甘露煮が楽しめます。鬼皮や渋皮をむいている途中で割れてしまった実や、虫食いや変色して傷んだ部分を取り除いた実があれば、すべて集めて栗きんとんに!
材料は、ゆで栗と砂糖だけですが、せっかくなら奮発して和三盆で作ると、感動的なおいしさを満喫できます。
栗きんとんは、ゆで栗をマッシャー(すりこぎでも可)でつぶし、栗の重さの1/4の和三盆を加えてよく混ぜ、鍋に入れて弱めの中火にかけながら焦げないように木べらでかき混ぜ続け、しっとりしてきたら火を止め、お皿に取り出します。
そして、濡らして絞ったガーゼにのせて包み、ギュッと絞って丸い球形を作り、上部を親指と人差し指で挟み、少しくぼませて栗の形に仕上げます。
栗のつぶつぶ感が楽しみたくて、私は少し粗めにすりつぶしています。自分で作れば甘さも食感も自由自在。自作の栗きんとんのおいしさは格別ですので、ぜひぜひ作ってみてくださいね。

