クマの個体数の管理について話し合う岩手県の協議会が9月17日、開かれました。
クマを約4割減らす方針や人とクマの関係性によって、エリアを4つに分けて管理する計画案が示されました。
県は、有識者を交えた2026年度2回目の協議会を開き、管理計画の素案を示しました。
2026年度、県内ではクマによる12人の人的被害があり、このうち3人が死亡しています。
出没件数は8月末の時点で約4800件に上り、2025年度の同じ時期よりも1300件あまり多くなっています。
これを受け県では、対策を強化する方針を示しました。
現在、県内に生息しているとされる約5200頭のクマを2027年度から5年間で、3400頭に減らすということです。
また、人とクマの生息域を分ける「ゾーニング管理」では4つに区分、市街地などの「排除エリア」と人里に近い場所の「管理強化エリア」では、出没したクマを原則駆除します。
また、「緩衝地帯」では、追い払いを行い「コア生息地」では、クマの生息環境を保全します。
ツキノワグマ管理検討協議会 由井正敏会長
「(クマが)明らかに多いので今回の案ですと約4割削減。(削減数が)これでも足りないと思うので、全県的に生息数を安定的なレベルに抑えて、ゾーニングのそれぞれに追い込む」
県は、11月から県民の意見を募り、2027年3月末までに、最終的な計画を公表する予定です。
