岩手県立久慈病院は、8月末からお産の受け入れを停止するなど産婦人科の診療体制を縮小しています。
現在(9月17日時点)県内でお産ができるのは18施設で、10年前から半数近く減っています。
県立久慈病院は、産婦人科の常勤医師の事情により8月30日から分娩と入院の受け入れを停止していて、妊婦健診を含む外来診療は岩手医大の応援医師が、週2回対応しています。
受け入れの再開時期は未定で、出産を控えている妊婦には、青森県八戸市の病院や県立二戸病院など希望する他の医療機関を紹介しているということです。
県立久慈病院は、近隣4市町村で構成される「久慈医療圏」の中で、唯一お産を扱う施設でした。
産婦人科の診療体制の縮小に、市内の女性からは不安の声が聞かれました。
久慈市民
「遠くに行かなきゃならないし、産気づいた時は近くの方が良い。お医者さんを増やしてほしい」
県産婦人科医会によりますと県内でお産ができるのは現在18施設で、32施設あった10年前に比べると半数近く減っています。
県医療局は「関係機関と連携し必要な体制を確保したい」としています。
