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感染力はインフルの10倍 『はしか』感染相次ぐ 1日に4件感染確認も 9月は既に11件 病院で『抗体検査』が可能  【福岡発】|FNNプライムオンライン
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感染力はインフルの10倍 『はしか』感染相次ぐ 1日に4件感染確認も 9月は既に11件 病院で『抗体検査』が可能 【福岡発】

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9月のシルバーウィークの連休を前に感染症への警戒が必要だ。なかでも感染力が極めて強い『はしか』の感染報告が相次いでいて、1日に4件、確認された日もあるほどだ。

『はしか』の感染力 インフルエンザの10倍

漸く秋の訪れも感じられるなか、福岡県内ではインフルエンザが2025年より1週間早く流行期に入っている。

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県によると9月6日までの1週間で確認された1医療機関あたりのインフルエンザの患者は2.65人で、前の週から2倍に増加。既に、学年閉鎖などの対応を取る学校も出てきているという。

こうしたなか、さらに心配なのが『はしか』の感染拡大だ。県内では、9月に入り(16日現在)『はしか』の感染者が、大野城市・宗像市・福岡市・久留米市・嘉麻市で確認され、感染者は、合わせて16人に上っている。9月16日には、1日で4件の感染が確認されている。

福岡県内の『はしか』感染者(9月16日現在)
福岡県内の『はしか』感染者(9月16日現在)

はしかの最大の特徴とされるのが、感染力が強いことだ。『井上さとし内科(福岡市西区)』の井上聡・医師は「『はしか』は、空気感染が起きることにより、かなり感染力が強い。手洗いマスクだけでは完全には予防できない」と警鐘を鳴らす。

接触感染や飛沫感染だけでなく空気感染も起きるため『はしか』の感染力は、インフルエンザの約10倍といわれているのだ。

感染すると、発熱や咳、鼻水といった風邪に似た症状が2~3日続いた後、39度以上の高熱と発疹が出るとされている。

乳幼児や高齢者、免疫力が低下した人は、重症化リスクもあるという。井上医師も「肺炎、脳炎などの重症化が起きますので気を付けなければいけない」と話す。

年代で異なるワクチン接種回数

高い感染力が特徴の『はしか』に有効とされるのがワクチン接種だ。

『はしか』は、2回のワクチン接種で99%近く、感染を防ぐことができるといわれている。

しかしワクチンを接種した回数は年代によって異なる。厚生労働省によると2000年4月2日以降に生まれた人は、2回の接種を終えている可能性があるが、それ以前に生まれた人は1回、もしくは打っていない可能性もあるため注意が必要とされている。

「2回、接種歴があれば重症化などは予防できる。もしくは他の人にうつす可能性も低いといわれているので、過度に恐怖を抱くというよりは、ちゃんとした知識を身に付けて、接種歴、あとは罹患歴、それをしっかり分かっている方であれば、もう心配ないと(患者には)説明する」(『井上さとし内科』井上聡・医師)。

その上で、井上医師はもし、目の充血や口中の粘膜の白いぶつぶつなど『はしか』と疑われるような症状が出た場合は、事前に電話で医療機関に相談してから受診するよう呼びかけている。

ワクチン2回接種でも油断できない『はしか』

相次ぐ『はしか』の感染。自分に抗体があるのか、分からない人もいると思われるが、それを調べるための『抗体検査』がある。

取材した『井上さとし内科』では、3500円で自分に『はしか』の抗体があるかどうかを調べられる。その上で必要があればワクチン接種を受けることを勧めている。

一方で、福岡市で9月に20代の男性が『はしか』に感染したが、この男性は、ワクチン接種を2回受けていた。こうした2回接種済みでも感染することを『ブレイクスルー感染』といい、ごくまれに長時間の濃厚接触などで起きることがあるという。

2回接種済みでも「100%、絶対に安心」とは言い切れないのが『はしか』の恐怖なのだ。

(テレビ西日本)

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