2000年に鹿児島市の住宅で高齢女性が殺害された「田上台強盗殺人事件」が、未解決のまま9月16日で26年を迎えた。犯人逮捕に結びつく情報には400万円の懸賞金がかけられているが、有力情報はいまだ得られていない。
JR鹿児島中央駅前でチラシ配布
節目の日となった16日、県警本部と鹿児島西警察署の捜査員約15人がJR鹿児島中央駅前に立ち、道行く人々にチラシを手渡した。「些細なことで構いませんので情報提供よろしくお願いします」と声をかけながら、事件解決への協力を求めた。

事件の概要
事件が起きたのは2000年9月16日。鹿児島市田上台4丁目の住宅で、1人暮らしの荒木スミエさん(当時73)が何者かに首を絞められて殺害された。室内には物色された形跡があり、現金が盗まれた可能性が高いとみられている。県警は強盗殺人事件として捜査を続けてきた。


しかし、目撃情報が乏しいことなどから捜査は難航。現在は5人の専従捜査員が、捜査対象者約200人の洗い直しや証拠品の再鑑定に取り組んでいる。
26年越しの懸賞金、有力情報は届かず
犯人逮捕につながる情報には400万円の懸賞金が設定されている。2025年には5件、2026年も8月末までに2件の情報が寄せられたが、いずれも有力なものはなかった。

鹿児島西警察署の新山卓弥刑事官は「亡くなられた被害者やご遺族の無念を晴らすために、一日でも早い犯人の検挙を。もう一度記憶を呼び起こして、新たな情報を寄せてもらい、粘り強く捜査したい」と語った。
四半世紀以上が経過した今も、事件は解決していない。県警は地域住民に対し、当時の記憶を改めて振り返るよう呼びかけている。
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