福島・福島市で2026年6月、突然市街地に現れたクマが4人をケガさせ、工場に40時間以上も居座った。番組が入手したのは、工場に居座ったクマの緊急銃猟を捉えた映像。カメラは緊迫したクマ捕獲作戦の舞台裏を捉えていた。
突然市街地に現れたクマ… 工場に40時間以上居座り
福島市で6月、突然市街地に現れたクマ。

4人をケガさせ、工場に40時間以上も居座った。
緊急銃猟を実施するため、工場へ向かった福島市の職員とハンター。

工場内は異常な緊張状態に包まれていた。
安全を確保するため、職員とハンターは車に乗り、手には猟銃が握られているのが分かる。

ハンター:
ここにいたんだね…そこ端っこ。赤い機械の下あたりにいた。
工場の機械の物陰に隠れるクマ。そして…
職員:
クラクションを鳴らしてみます。
ハンター:
そうですね。
すると…

ハンター:
あっ来た!こっち前です。出てきました。
ハンター:
右に行きました。

車のクラクションの音に興奮したクマが、突然ハンターたちめがけて突進。
ハンターはわずかに開けた窓の隙間から麻酔銃を発射。

工場内では可燃物があるなど、火薬を使う猟銃が使えず、麻酔銃しかなかったという。
麻酔銃が命中するも…暴れるクマ
職員:
命中、命中
ハンター:
当たったかい?

職員:
当たりました!お尻に当たりました。
職員:
うぉ〜怖え〜

麻酔銃がクマに命中。しかし、仕留めることができませんでした。
そして、クマは再び姿を消してしまった。工場内には暴れるクマの物音が響く。
職員:
危ねぇ…左側で暴れています。
物音の先には…廊下を横切るクマ。そして、次の瞬間でした。
職員:
危ねぇ…これ危ねぇです。

職員:
どこにいる?前にいます、前にいます。
目の前にクマが走ってきたのです。

ハンターは暴れるクマにすぐに銃を向けるが、クマは再び物陰へと消えていった。
麻酔銃が効かない理由は…専門家は毛の生え替わりを指摘
クマを探すハンターたち。

ハンター・職員:
クマが見えないんだよね。10分くらい。音が聞こえなくなった。まぁ大きいわ、でけぇな…でけぇっす。
すると…今度は車の前からクマが。

ハンター・職員:
あっここにいた、前に来ました。また右に行きました、弱ってなさそう。弱ってない(麻酔が)効いてない。

捕獲用のワナも設置したが、クマは入らず、結局、緊急銃猟の開始した翌日の夜に、建物の窓から敷地の外へ逃げ出してしまった。
今回のクマの居座り現場で、アドバイザーとして対応した福島大学の望月翔太准教授は工場内の緊急銃猟の難しさを次のように話す。

福島大学 望月翔太准教授:
工場の中での、撃つ場所がなかなか確保されてない中での麻酔銃ってのは本当初でしたし、ちょうどこの時期のクマ、いわゆる毛が生え替わるタイミングで、夏毛冬毛の入れ替わりで、それによってなかなか針が奥まで入らなかった 。
(「イット!」9月16日放送より)

