番組が入手したのは、工場に居座ったクマの緊急銃猟を捉えた映像。
カメラは、緊迫したクマ捕獲作戦の舞台裏を捉えていました。
2026年6月、福島市で突然、市街地に現れたクマが4人をけがさせ、工場に40時間以上も居座りました。
緊急銃猟を実施するため、工場へ向かった市の職員とハンター。
工場内は異常な緊張状態に包まれていました。
安全を確保するため、職員とハンターは車に乗り、手には猟銃が握られているのが分かります。
工場の機械の物陰に隠れるクマ。
そして、車のクラクションを鳴らすと、音に興奮したクマが突然、ハンターたち目がけて突進。
ハンターは、わずかに開けた窓の隙間から麻酔銃を発射。
工場内では可燃物があるなど、火薬を使う猟銃が使えず、麻酔銃しかなかったといいます。
麻酔銃はクマに命中しましたが、仕留めることができませんでした。
そして、クマは再び姿を消してしまいました。
工場内には暴れるクマの物音が響きます。
物音の先には、廊下を横切るクマが。
そして次の瞬間、目の前にクマが走ってきたのです。
ハンターは暴れるクマにすぐに銃を向けますが、クマは再び物陰へと消えていきました。
すると、今度は車の前からクマが。
捕獲用のわなも設置しましたがクマは入らず、結局、緊急銃猟の開始した翌日の夜に、建物の窓から敷地の外へ逃げ出してしまいました。
今回のクマの居座り現場でアドバイザーとして対応した福島大学の望月翔太准教授は、工場内の緊急銃猟の難しさを「工場の中で撃つ場所が確保されてない中での麻酔銃は初でしたし、ちょうどこの時期のクマはいわゆる毛が生え替わるタイミング。夏毛冬毛の生え替わりで、それによって針が奥まで入らなかった」と話します。
