2026年8月の千葉豪雨では半日に348ミリの雨が降った。
気象庁では1時間に50ミリ以上の雨が降ることを「バケツをひっくり返したような雨」と表現しているが、この状態が約7時間続いたことになる。
道路は川と化し、濁った水で歩道と車道の区別がつかず、水の深さも判断することが難しくなる。
「タイヤの半分くらいまでの水位なら走れる」と甘く考えず、冠水した道路には入らず引き返す勇気が大事だ。
もし水の深さがわからない時は、道路わきに設置されているガードレールなどで推測する方法があるという。広域災害危機管理アドバイザーの齊藤昌巳さんに解説してもらった。
縁石の高さは約15~20センチ
「前の車が走っているから大丈夫だろう」「行ってみて危なそうだったら戻ろう」という考え方はとても危険です。引き返そうと思った時にはすでにエンジンも電気系統も止まり動かなくなっている可能性があります。
早めの判断の1つの材料になるのが、ガードレールなど道路わきの設置物です。
例えば、縁石の高さは通常、約15~20センチです。縁石が沈んで見えないということは、最低でも15センチ程度の水深があるということで、車によってはタイヤの半分が水に埋もれてしまいます。
冠水道路を走行中にエンジンが止まったら、マフラーから水が逆流してエンジンがかからなくなる恐れがあります。
縁石の他にも、道路わきには水深をある程度推測できる設置物が複数あります。

