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各地で雨も…取水制限の農業用ダム 貯水率回復まで至らず 収穫を控えるコメ農家は「やっと待望の雨」大分

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雨不足が問題になっていた大分県内では先週から各地で雨が降り続いています。

取水制限が行われている農業用ダムでは貯水率の回復には至っていませんが農家にとっては恵みの雨となっているところもあります。

暖かく湿った空気が流れ込み、8日も県内は中部や南部を中心に各地で雨となりました。

しかし…。

◆TOS梅田雄一郎記者
「宇佐市院内町の香下ダムです。先週に比べてさらに貯水率が低 下していて上流の方を見てみる とダムの底の地面が完全に見える状態となっている」

8日県が発表した調査では県内の農業用ダム21か所のうち8か所で貯水率は1週間前と比べて回復しました。

しかし、宇佐市中心部に農業用水を供給している香下ダムの貯水率は8日午前9時の時点で、1週間前より3.9%減り22.7%となっています。

香下ダムを含めて取水制限が行われている4つの農業用ダムでは貯水率が下がっていて依然として厳しい状況が続いています。

一方、農家にとっては今回の雨が、 恵みの雨となっているところも。

◆農家 横山真澄さん
「(以前は)田んぼが干からびた状態で(散水車で)水を入れたので、入れても入れても焼け石に水状態だった。今は水が張っている」

中津市耶馬渓町の農家横山真澄さんの田んぼでは10月上旬から新米のヒノヒカリの収穫を控えています。

収穫量に不安はあるといいますが先週からの雨でなんとか間に合ったということです。

◆農家 横山真澄さん
「やっと待望の雨が降って一息ついているのが正直なところ。初めての干ばつだったので(雨が降らなかったら)たぶん(稲が)枯れて実が入らなかったと思う」

今後収穫が本格化する新米。雨は降り続いていますが県はコメの収穫量を示す作況単収指数は2025年に比べて下がると予想、県全体でコメの収穫量は減るのではとみています。

◆県 農地活用・営農推進課山口康幸課長
「去年の(作況単収指数)107 というのは全国1位になるくらいの高い数字だったのでそれよりは下がるであろうと考えている」

その上で「この雨不足の影響が収量や品質にどれくらい影響を及ぼすか十分注意してみていきたい」と話しています。

テレビ大分
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