中国で、野菜をより新鮮に見せるため生の茎レタスを違法に着色していたことが発覚し、食の安全への不安が広がっている。業者は食品用着色料を使ってレタスを緑色に加工していたとされ、当局が摘発した。中国では発がん性が指摘される物質を使った野菜処理も発覚しており、食品管理のあり方が改めて問われている。
中国で「茎レタス」に違法着色
真っ赤なトマトに、枝豆、といった新鮮野菜の中にあったのは、日本では見慣れない野菜だ。
記者:
こちらの茎レタス、中国では「ウースー」と呼ばれ、炒め物やスープに入れたりと、家庭でもよく食べられる野菜のひとつです。

「茎レタス」は中国の家庭ではおなじみの野菜だという。

これをめぐり、中国で、“食の安心”を揺るがす問題が発覚した。

中国・甘粛省の地元当局が5日、野菜の買い付け業者など6社が、着色料を使用し、生の茎レタスを違法に着色していたと発表したのだ。
緑に塗って“新鮮”に見せる目的か
きょう、上海市内の市場で茎レタスの購入者は「次からは怖くて買えません」や、店の人からは「間違いなく客が減りましたよ」などといった声が聞かれた。

採取した液体からは、「ブリリアントブルー」と「タートラジン」と呼ばれる青と黄色の食品用着色料が検出されたという。

混ぜて緑色にして野菜を染め、より新鮮に見せる目的とみられるが、中国では、生鮮野菜への使用が認められていない、違法な処理だ。

身勝手な業者に対し、ネット上では「悪質な業者は厳罰に。絶対に許すな!」と、怒りの声であふれている。

中国では8月に、鮮度を保つ目的で、発がん性が指摘される「ホルムアルデヒド」を含む液体に、白菜を浸していたことが発覚していた。
身近な食品の安全性を揺るがす問題が相次いで表面化している。
(「イット!」9月7日放送より)
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