最高気温32度を超える真夏日に、歩道上でポールにつかまり、苦しそうにする高齢女性―。熱中症の疑いのあった女性を歩道で発見し、経口補水液や保冷剤で介抱しながらコミュニティセンターへ送り届け、保護に貢献した4人の市民に魚津警察署から署長感謝状が贈呈された。
歩道に倒れかかる女性を発見
8月20日午後2時15分頃、富山県魚津市大海寺野の歩道で、近くの企業で働く中島一憲さんが熱中症の疑いがある80代の高齢女性を発見し、声を掛けた。
その日の魚津市の最高気温は32.8度で、女性は歩道上のポールにつかまるようにして、苦しそうな様子だったという。
中島さんの同僚である濱松瑞穂さん、石塚優幸さん、松倉志保美さんも同所に合流。4人は女性の体調を考慮し、事業所から経口補水液・保冷剤・タオルなどを用意して介抱にあたった。
住所も言えない状態 車でコミュニティセンターへ
女性は自宅の住所等を答えることができない状態にあり、そのまま放置すれば体調の急変が懸念される状況だった。石塚さんは女性を車に乗せ、近くのコミュニティセンターまで送り届け、職員を介して警察に通報。女性はその後、救急搬送され、回復したということだ。
4人に警察から感謝状が贈呈
魚津警察署は、4人の迅速かつ適切な行動が高齢者の保護に大きく貢献したとして、4日に署長感謝状を贈呈した。
感謝状を受け取った1人は、「会社で熱中症対策の教養を受けていてそれが役立った」と話している。
(富山テレビ放送)

