大和ハウスグループが手掛ける複合商業施設「アクロスプラザ富山掛尾」が富山市の富山市公設卸売市場の敷地内に完成し、2日に竣工式が行われた。出店店舗は18日から順次オープンする。平和堂の食品スーパーや富山市初出店のドラッグストアなど、地域に新たな買い物拠点が誕生する。

「富山市公設地方卸売市場」再整備の一環
施設は、富山市と大和ハウス工業などの企業グループが進める富山市公設地方卸売市場の再整備の一環として整備された。国道359号と41号が交わる「掛尾町交差点」のそばに位置し、全国各地から新鮮な魚や野菜が集まる公設地方卸売市場に隣接している。
コンセプトは「まちに開かれた生活市場」で、市場との近接性を最大限に活かし、日常の買い物を支える身近な拠点を目指す。敷地面積は約41,613㎡(約12,587坪)、総延床面積は約16,224㎡(約4,907坪)で、駐車場は532台分を確保している。
富山県・富山市初出店が集結した4店舗

商業施設棟には4店舗が出店する。核テナントとなるのは、「平和堂」が手掛ける食品スーパーマーケット「アルプラフーズマーケット」だ。富山県内への出店は初めてで、市場隣接の立地を活かした新鮮な生鮮食品や、素材にこだわった惣菜など幅広い商品を展開する。営業時間は9時から21時で、1月1日のみ休業する。

富山市内初となる業態で出店するのは「ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECT」。家電を中心に、家具・インテリア、日用品、おもちゃまでを一店舗でそろえる大型店舗で、暮らしに関わるあらゆるニーズに対応する。同じく富山市内初出店となる「ドラッグトップス」はサンドラッググループが手掛けるドラッグストアで、医薬品や化粧品に加え、日用品から食品まで揃える。さらに、各種スポーツ・アウトドア用品をそろえる大型専門店「スーパースポーツゼビオ」も出店し、年中無休で営業する。


アルプラフーズマーケット・ドラッグトップス・スーパースポーツゼビオの3店舗は9月18日に開業し、ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECTは9月25日のオープンを予定している。
2027年2月には「にぎわい施設」棟も開業予定

施設は商業施設棟のほかに、「にぎわい施設」棟で構成される。こちらは、2027年2月の開業を予定しており、最大18店舗が入居可能で、公設市場関係者による生鮮食品・加工品の物販店や、地元食材を使った海鮮丼・定食・ラーメンなどを提供する飲食店が入居する予定だ。
建物内部は昭和レトロの街並みをデザインコンセプトとし、来場客が目でも楽しめる空間づくりを進める。富山市公設地方卸売市場と連携したにぎわいイベントの開催も検討されており、市場の魅力発信と地域交流の場としての役割も担うという。
(富山テレビ放送)

