リュックの中で荷物が動くのを防ぐコツ
防災リュックにモノを詰めるときは、「ただ入れればいい」というわけではありません。入れ方ひとつで、リュックの中で荷物が動くのを防いだり、背負ったときに軽く感じることで、安全に・素早く避難できるようになります。
防災用品をバラバラに入れると、動いたときにリュックの中で荷物が散らばってしまい、重心が崩れて歩きにくくなってしまいます。そのため、わが家では100円ショップで買ったA3サイズのジッパー付き袋にアイテムをまとめて収納。少々ぬれても大丈夫な素材を選んでいるので、雨の日の避難でも安心です。
背負ったときに「より軽く感じる」コツ
海上保安学校で行軍訓練(1日で数十キロを歩く)で先輩から教わったのが、リュックは「軽いモノを下に、重たいモノを上に詰める」こと。重心が上にくることで、身体への負担が軽減され、実際の重さよりも軽く感じます。災害時は、安全に避難することが第一。そのためには、身体への負担も少ない方が良いので「防災リュックに荷物を詰めるコツ」についても、ぜひ覚えていてくださいね。
「防災リュック」は、いざという時に命をつなぐための備えです。自分や家族を守るために、今日からできる防災の一歩として、自分に合った「重さ」を意識しながら、必要なモノを少しずつそろえていきましょう。家の片付けで出た不用品や、使い古しを防災用に回すのもおすすめです。
川崎みさ(かわさき・みさ)
1985年生まれ、広島県在住。元海上保安官で2児のママ。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、防災士、ひろしま防災Jプログラムトレーナー。

