アメリカ陸軍のダン・ドリスコル長官がトランプ大統領に辞表を提出したと、複数のアメリカメディアが報じました。
ウォールストリート・ジャーナルは8月31日、アメリカ陸軍の文民トップであるドリスコル長官が辞表を提出したと伝えました。
また、ドリスコル長官に近いデーブ・フィッツジェラルド陸軍副次官も今週中に退任する見通しだとしています。
ドリスコル長官は、陸軍の運営方針や多数の幹部の解任を巡って、ピート・ヘグセス国防長官と間で数カ月にわたり対立関係が続いていました。
陸軍ではことし4月、制服組トップだったランディ・ジョージ参謀本部長がヘグセス長官によって解任されていて、ドリスコル氏の退任により、上院の承認を受けた文民・制服組のトップが不在となる異例の事態になります。
またロイター通信は、ヘグセス長官がドリスコル氏を脅威とみなし、以前から排除したいと考えていたとする見方を伝えました。
ドリスコル氏は、議会の民主・共和両党と意思疎通できる数少ない政権の国防幹部と評価され、一時はヘグセス長官の後任候補ともみられていました。
ニューヨークタイムズは、イランとの軍事衝突が続くなかで陸軍が事実上「舵取り役を失った状態」にあると厳しく批判しています。
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