東京商工リサーチや帝国データバンクによりますと、富山県高岡市に本社を置くソフトウェア受託開発会社の「アイティリンク」(資本金4000万円、高岡市問屋町)が8月28日、富山地裁高岡支部に自己破産を申請し、同日に破産手続き開始決定を受けました。負債総額は令和7年7月期末時点で約4億1200万円にのぼるということです。競合激化による受注減と収益悪化が重なり、自力での事業継続を断念しました。

売上高が2年でほぼ半減 約4億4700万円が約2億6000万円に
アイティリンクは2004年12月に、システムワークスという商号で設立されました。その後2008年7月に現在の社名に変更し、情報システムの構築・開発・コンサルティングを中心に、機器販売やアフターサービスも手掛けてきました。富山県内だけでなく関東地区にも顧客基盤を築き、2023年7月期には年間売上高として約4億4700万円を計上していたということです。
しかし、同業他社との競合が激しさを増すなかで受注状況は悪化し、受注案件の遅延も相次ぎ、その結果、2025年7月期の年間売上高は約2億6000万円にまで落ち込み、わずか2年の間に売上高はほぼ半減したということです。収益面では赤字が続き、財務面でも債務超過に陥る状況となったといいます。
事業再建を図るも改善せず 負債約4億1200万円

経営陣は財務状況の改善と事業の立て直しを模索したものの、状況は好転しなかったといい、東京商工リサーチの調査によると、事業運営を続けるなかで債務負担が膨らみ、収益による債務圧縮が進まないまま資金繰りに余裕を欠く状態が続いたといいます。先行きの見通しが立たなくなり、最終的に事業の継続を断念する判断に至ったということです。
負債額は2025年7月末時点で4億1200万円にのぼるということです。28日付けで富山地裁高岡支部に自己破産を申請し、同日に破産手続き開始決定を受けました。
(富山テレビ放送)

