「東北の麻薬王」とも称された男に、仙台地方裁判所は実刑判決を言い渡しました。
宮城県大崎市鹿島台の無職・高橋敏夫被告(72歳)は、おととし3月から去年10月にかけて、自宅や商業施設の駐車場で複数人に覚醒剤を販売した罪などに問われています。
8月28日、仙台地方裁判所で開かれた判決公判で、須田雄一裁判長は「5回にわたり覚醒剤などを密売していて、常習的かつ職業的な犯行」と指摘しました。
そのうえで「自らも覚醒剤を使用していて、覚醒剤の犯罪に対する抵抗感は極めて低く、刑事責任は相当に重い」として、高橋被告に対し、拘禁刑7年6カ月、罰金50万円の判決を言い渡しました。
弁護側は「本人が家族と相談のうえ、控訴するかどうか検討する」としています。
高橋被告は、40年以上前から覚醒剤を密売していたとみられ、関係者から「東北の麻薬王」と呼ばれていました。
