千葉県を襲った豪雨から4日。
千葉市では、水没で動かなくなり路上に放置された車両、約2500台の撤去が深刻な問題となっています。
放置された車に残された「車が水没したため置いてひなんします」という走り書き。
千葉豪雨で水没するなどして、路上に放置された車両は千葉市だけで約2500台。
その撤去が深刻な問題となっています。
栄鈑工業・齋藤玲央さん:
タイヤが今、癒着して動かないので、とりあえず癒着を取れればという感じ。
FNNは17日、放置車両の対応に追われるレッカー業者に同行し、現状を取材しました。
依頼された現場に向かう道中にも放置された車両が…。
栄鈑工業・齋藤玲央さん:
(止まっている)2つが冠水車。こういう放置車に気付かずに、ぶつけて事故とかも今のところ増えている。
実際、八千代市では17日未明、豪雨の影響で水没し放置された乗用車にトラックが追突する事故が起きています。
そして車の移動も泥などの影響でタイヤが動かないなど、作業には労力が伴います。
栄鈑工業・齋藤玲央さん:
順番順番で回収していくので、(1日に)1人大体10台~15台くらいさばけば。それでもやっぱり追いつかない。
作業中には、レッカー移動を依頼したという人から「どれくらい待ちですか?頼んでるが全然来ない…」と声をかけられていました。
今回取材したレッカー業者によりますと、お盆期間中に千葉に遊びに来て被災した人も多く、車の所有者に連絡がつかないケースもあると言います。
完全に放置車両がなくなるには、1カ月ほどかかるのではないかということです。
一方、今回の千葉豪雨で亡くなった人はこれまでに10人、行方不明者が2人となっていますが、行方不明者が出た千葉市若葉区と市原市の捜索エリア近くで、2人の遺体が発見されました。
警察は、身元の確認と豪雨との関連を調べています。
