今回の熊本地震の影響で一時、製造を休んでいた八代市日奈久の老舗・片山蒲鉾店で名物の『日奈久ちくわ』の製造が再開しました。店主は「日奈久という地域が動き出した、というきっかけになってほしい」と話しています。
日奈久温泉街にも大きな被害
八代市日奈久にある片山蒲鉾店。

創業は1921(大正10)年で地域の名物『日奈久ちくわ』を製造、販売しています。
今回の熊本地震で、日奈久温泉街にも大きな影響が出ました。
老舗の片山蒲鉾店も外壁が壊れるなど、店に被害が出ました。

地震後、断水したことや機械の不具合があったことなどから、ちくわの製造ができない状態にありましたが、それらが復旧したことで、発災2週間を過ぎた頃、製造再開にこぎつけました。

片山蒲鉾店3代目 片山新一郎さん:
ちくわの品物自体は普通に焼き上がった。(製造する)機械が動いたのがホッとした。
馴染みの味求め次々と来店
製造再開から2日目のこの日は、高速道路のサービスエリアへの納品などもあるため、通常よりも多めの1200本のちくわを製造。

店には馴染みの味を求め、次々と買い物客が訪れました。
横浜から来店した客:
故郷の味、いつも楽しみにしている。
佐世保から来店した客:
1回来たことがあって。頑張ってほしい。

片山蒲鉾店3代目 片山新一郎さん:
ありがたいこと。「日奈久という地域が動き出した」というきっかけになればと思う。
傷ついた日奈久地域全体が復旧し、活気が戻る日を待ちます。
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