7月28日の地震で発生した、イオンモール熊本の爆発事故で亡くなった女性の通夜が、8月2日に営まれました。女性が働いていた店の運営会社は地震発生直後、亡くなった2人に売上金を金庫に入れるよう指示していたことを認め、遺族に謝罪しました。
「怒りの方が強い。人災だと思う」
熊本市で8月2日、イオンモール熊本の爆発事故で亡くなった大竹玖瑠美さん(22)の通夜が営まれました。
2階のコスメ店で働いていた大竹さん。親族は遺体と対面したときの心境をこう語ります。
大竹玖瑠美さんの親族:
とても明るく気さくな子。いつもニコニコしている明るい子。そういった姿を思い浮かべました。
地震の後、大竹さんはいったんは外に避難しましたが、「売り上げを金庫に入れないといけないから」と店内に戻ったといいます。

大竹玖瑠美さんの親族:
たまたま買い物に行っていたおばといとこに会っているんです。そこで「売り上げを金庫に入れなきゃいけないから店内に戻る」と。いとことおばは止めたんです。「危ないからやめたほうがいい」と。でも、玖瑠美はとても責任感のある子で、会社からそう言われれば、行かなくちゃいけないと思ったと思うんです。
大竹さんが同僚と2人で店に戻ったおよそ5分後に、爆発が起きました。
大竹玖瑠美さんの親族:
今は怒りの方が強いです。私は人災だと思います。
「売上金を金庫に」運営会社が指示認め謝罪
コスメ店の運営会社は、売上金を金庫に入れるよう亡くなった2人に指示していたことを認め、遺族に謝罪しました。

コスメ店運営会社「ハビタ」上野景真代表取締役:
大変申し訳ございませんでした。
大竹玖瑠美さんの母親:
娘は帰ってこないんですよ。
遺族は会社の刑事責任を問うことも検討しています。
そして、8月3日の告別式、参列者はあまりに急で早すぎる別れに悲しみを隠しきれない様子でした。
大竹さんの中学時代の後輩:
先輩だとは思わなくて、頭が真っ白になった。すごく仲良くしてくれて、いくらふざけても許してくれて、ふざけ返してくれた。今までの感謝と安らかに眠ってほしいという気持ちでいっぱい。
(テレビ熊本)
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