豚肉と鶏肉の価格が上がっています。
農林水産省の調査では、8月3日から5日までにスーパーなど全国470店舗で販売された豚肉ロースの平均価格は100グラムあたり290円と、2カ月連続で最高値を更新しました。

また、鶏もも肉は100グラムあたり156円と、こちらも最高値となりました。
弁当店や買い物客からは、家計のやりくりや今後の経営を心配する声があがっています。

(買い物客)
「(家で)焼肉するのに、金額を上乗せしないとダメ。5000円の予算が7000円になったりしている。他のもので家計をどうにかやっていかないと」

宮崎市にあるお弁当の楓樹では、チキン弁当シリーズを、半年前に500円から600円に値上げしました。

(お弁当の楓樹 遠藤保徳社長)
「(Q.鶏肉・豚肉値段あがっているが影響は)相当ある。(仕入れ値は)1.5倍にはなっている。ここ数カ月で。外国産の鶏も国産と同じくらいの値段になっている」

農林水産省によりますと、値上がりの要因は円安やエサ代の高騰に加え、アメリカの干ばつによる輸入牛肉の高騰で、牛肉よりも安い豚肉や鶏肉に需要が集中したためということです。

こちらの店では、今後の見通しに不安を募らせます。

(お弁当の楓樹 遠藤保徳社長)
「お客さんがどうしても値上げすると離れていくというのが、宮崎では主流。特に官公庁あたりは500円を超えると頼んでくれない。(Q.値上げはしない?)周りの状況を見ながら基本的には上げたい。厳しいですね。人件費もあがってるし」

仕入れ価格が上昇する中、企業努力で価格を抑える動きもあります。

(早瀬純哉記者)
「全国平均では豚肉ロース100グラムが290円なんですが、こちらのスーパーでは248円と約40円ほど安くなっています」

宮崎市のスーパー、マルイチ丸山店では、豚肉の仕入れ価格が去年の同じ時期に比べ15%上がり鶏肉も1年半前から10%上がりました。

また、包装資材も中東情勢の影響で2割以上値上りするなど、二重のコスト高に見舞われています。

それでも、販売価格はこの半年間ほとんど据え置いています。そのカギとなっているのが大容量化です。

(マルイチ丸山店 和田大祐副店長)
「このようなジャンボパックを作って、なるべくトレーのロスを抑えている。おかげさまで、売り上げ点数自体はそこまで変わっていない」

コスト上昇の中で、消費者も事業者も厳しいやりくりを迫られています。

テレビ宮崎
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