福島第一原子力発電所では8月8日から15日の1週間の間に計4回、火災警報器が作動した。すべて消防により「火災ではない」と判断されたものの、東京電力は「台風や大雨などで湿度が高かったことが要因の一つと推測される」としたうえで、当該の警報器をメーカーに送って詳しい原因を調査している。
福島第一原発では8月8日に5/6号機のサービス建屋で、12日に6号機高圧炉心スプレイ系の非常用ディーゼル発電機室で、13日には事務本館で、さらに15日には5号機タービン建屋南西側の階段室で火災警報器が鳴った。いずれも発生後数時間以内に消防により「非火災」と判断され、周辺の放射線量などを計測するモニタリングポストの値などに目立った変動はなかった。
東京電力は火災警報器の作動が相次いだことについて、これまでも煙を感知するタイプの警報器では湿気を煙のように感知してしまい誤作動したことがあるとして「台風の接近や雨が降っていたことで、湿度の高い環境にあったのは(警報機が作動した)要因の一つと推測される」とした。
今回作動した警報器はメーカーに送って詳しい原因を調査する方針。雨や湿気が直接の原因になっているかどうかは今後の調査により確認していくとしている。
