「やっぱり僕だけじゃなくていろんな選手を呼びたい。現役選手も引退した選手も、みんなでスケートを盛り上げていけるようなイベントにすることが目標です」
悔しい結果で終わってしまった昨シーズンは「どちらかと言うと、GPシリーズアメリカで優勝できなかったというGPシリーズ中の傷が大きかった。あそこからもう1回立ち直れたのは大きい。去年の努力をムダにしないように、今年はいい形でいい方向に改善して、すべてがいい方向に向くようにいろいろチャレンジしていけたら」と前を向く。
ショートは継続で、フリーは一新。ショートと同じシェイ=リーン・ボーンさんに依頼したQueenの『It’s a beautiful day』だ。
「わくわくするようなシーズンにできたら」とまもなく始まる新シーズンへ期待を寄せる。
そして動き出した2026-27シーズン。初戦アジア・オープントロフィーを優勝で飾るも、続くサマーカップでは優勝は逃すもフリーでは全体トップに立った。
インタビューでは同世代がアイスダンスに挑戦したことにも触れ、現役最年長としてかつての仲間の現役復帰にかなりの刺激をもらっていると話した。
スケートを幅広い層に普及し、生涯スポーツとして認知する。その思いのもと、競技者とエンターテイナーの二刀流をこなす友野一希。今後もその活躍から目が離せない。
(ディレクター:水橋謙志郎)

